報ステの修造さんのインタビューです。
これも録画出来なかったので、動画をお借りして作りました
Pinoさん
16 1128 GPFへ、去年は異次元今年は?
http://www.dailymotion.com/video/kwyxRrf8ZSyFEQkTKT0
【2016/11/28放送 報道ステーション】より


松岡修造
「今回の大会でポーズがありましたね。どんな事なのこれ?」
羽「『もうちょい』って特にショートは思いました。やはり4回転ループっていうのを今回新しく組み込んできて・・今回っていうか、今シーズン新しく組み込んできたジャンプで、もうちょっと感覚のズレを修正し切れればなという気持ちはありました」
◆ショートで4回転ループ、フリーで4回転サルコウを失敗

羽「悔しすぎます」
松岡「悔しい?」
羽「はい。多分(指でもうちょっとの仕草)こんなんって言ってますけど、たぶん地球と比較してみたらたぶん赤道まるまる一周分くらい行ってます」
松岡「それは何悔しさ?」
羽「今回はちゃんと全部できると思っていた中での、この演技だったので。もちろん成長した部分は多々あったんですけど、いや、やっぱりこれだけ練習して来て、これだけ自信を付けてきて『ここまでか』っていう気持ちはちょっとありました」
松岡「『よし少し良くなって来た』とか『ちょっと失敗したぐらいじゃん』とは思えない?」
羽「思えないですね。いや、やっぱり試合って1回きりじゃないですか。3分弱のもの(ショート)と、で、もう一つ5分弱(フリー)があって、その2つの中でジャンプっていうのは規定の回数でいうと・・8・・3・・11だ。11回しかないんですよ。ジャンプ」

羽「その11回のジャンプのためだけに、僕たちは何十年のスケート人生を掛けているので、やっぱ『成長できた!やったー!』とはならないですよね」
松岡「『あとちょっとだね』じゃなくて悔しさっていうのがあるから・・」
羽「本当だったらこう(投げ捨てる仕草)したいですよ」

それが『羽生結弦』なんで
◆昨年、NHK杯とGP ファイナルで世界最高得点

松岡「完璧というのが2回続いて、『羽生さんはミスをしない人』というのがある」
羽「プレッシャーはありました。特にこのNHK杯はやっぱり『やらなくては』て」

羽「NHK杯=羽生結弦=世界最高得点もうなんか一括りみたいのがあって。まあ、今回ファイナルも含めてプレッシャーはある。ただ、それは『期待』なので」

羽「プレッシャー大好き、崖っぷち大好き、ヤッホーイ」
松岡「(笑)まあそれをプラスに変えられた?」
羽「元からプラスに変えてきてる。それは『背中を押してくれる力』にも力の変えようはいくらでも出来るので。そこの流れに乗って行きたいなと思います」
松岡「勝手にこう『満点行くんじゃないか』って期待してしまう所があります」

羽「まあ満点狙いますけどね。もちろん狙って行きます。ただ自分にとって今シーズンかなり挑戦的なものであって・・」

羽「うんでもやめよう、やめた!」

羽「出来ると思ってます」
松岡「でも相当な難しさですから。ずっとやっていたものに対して出来たっていうのと違う。新たなものが入っているから・・」

羽「でも出来ます」
松岡「出来る?」

羽「今回、試合入る前に『出来る出来る出来る』って3回つぶやいてるんです」

(出来る、出来る、出来るとつぶやく羽生くん)
羽「それは本当に自分の中で『絶対4回転ループ出来る』って思っていて、跳んだ結果、最終的にはフリーで跳ぶ事が出来たので、まあいろいろ言葉の力ってものを信じてやっていけたら、また更に強くなれると思うし」
松岡「『出来る出来る出来る』って3回言ったことによって何が変わったと思いますか?」

羽「自信。前にそれで練習でパーフェクトが出来たので、その自信を持って試合に臨めたなと思います」
松岡「自分を信じて、羽生さんを信じてマルセイユ行かせて頂きます。ありがとうございました」
羽生「ありがとうございました」
☆☆☆☆☆☆
「11のジャンプにスケート人生を掛けているので」
「プレッシャー大好き、崖っぷち大好き、ヤッホーイ」
「やめよう、やめた。出来ると思ってます」
羽生語録満載のインタビューでした
羽生くん程になると、技術力はほぼ完璧なわけなので、後は気持ち次第
な所があります。
先の事を100%と言い切る事は出来ず、99.99999・・・のあとは不確定
です。なので、はっきりと言い切る事を普通、躊躇します。
けれど、最初から出来なかった場合を考えていると、いざという時に迷
いが生じます。とっさの判断がほんの僅かに遅くなる。
出来る。そう気持ちを決めておく事が重要なのです。
言葉に出して、その気持ちを自分の中に刻み付ける事が重要なのです。
トリノ五輪の時、荒川静香さんはプログラムのどの場面で何を考えるか
まで決めていたそうです。
このような、コンマ何秒の中での判断をしながら闘うアスリートのもの
の考え方というものに触れて、ほお~!なるほどな~!と感心していま
す。
メソッドという言い方がありますが、経験の中から抽出した方法論。
羽生くんは、さらりと言う事がありますが何十何百もの試しの結果なの
です。
あまりに高度化していて、なんの事やらって事もありますけれど、その
心構えだけでも見習いたいと思っています
◆お写真は、動画からキャプチャーしました。ありがとうございました。
これも録画出来なかったので、動画をお借りして作りました

Pinoさん
16 1128 GPFへ、去年は異次元今年は?
http://www.dailymotion.com/video/kwyxRrf8ZSyFEQkTKT0
【2016/11/28放送 報道ステーション】より


松岡修造
「今回の大会でポーズがありましたね。どんな事なのこれ?」
羽「『もうちょい』って特にショートは思いました。やはり4回転ループっていうのを今回新しく組み込んできて・・今回っていうか、今シーズン新しく組み込んできたジャンプで、もうちょっと感覚のズレを修正し切れればなという気持ちはありました」
◆ショートで4回転ループ、フリーで4回転サルコウを失敗

羽「悔しすぎます」
松岡「悔しい?」
羽「はい。多分(指でもうちょっとの仕草)こんなんって言ってますけど、たぶん地球と比較してみたらたぶん赤道まるまる一周分くらい行ってます」
松岡「それは何悔しさ?」
羽「今回はちゃんと全部できると思っていた中での、この演技だったので。もちろん成長した部分は多々あったんですけど、いや、やっぱりこれだけ練習して来て、これだけ自信を付けてきて『ここまでか』っていう気持ちはちょっとありました」
松岡「『よし少し良くなって来た』とか『ちょっと失敗したぐらいじゃん』とは思えない?」
羽「思えないですね。いや、やっぱり試合って1回きりじゃないですか。3分弱のもの(ショート)と、で、もう一つ5分弱(フリー)があって、その2つの中でジャンプっていうのは規定の回数でいうと・・8・・3・・11だ。11回しかないんですよ。ジャンプ」

羽「その11回のジャンプのためだけに、僕たちは何十年のスケート人生を掛けているので、やっぱ『成長できた!やったー!』とはならないですよね」
松岡「『あとちょっとだね』じゃなくて悔しさっていうのがあるから・・」
羽「本当だったらこう(投げ捨てる仕草)したいですよ」

それが『羽生結弦』なんで
◆昨年、NHK杯とGP ファイナルで世界最高得点

松岡「完璧というのが2回続いて、『羽生さんはミスをしない人』というのがある」
羽「プレッシャーはありました。特にこのNHK杯はやっぱり『やらなくては』て」

羽「NHK杯=羽生結弦=世界最高得点もうなんか一括りみたいのがあって。まあ、今回ファイナルも含めてプレッシャーはある。ただ、それは『期待』なので」

羽「プレッシャー大好き、崖っぷち大好き、ヤッホーイ」
松岡「(笑)まあそれをプラスに変えられた?」
羽「元からプラスに変えてきてる。それは『背中を押してくれる力』にも力の変えようはいくらでも出来るので。そこの流れに乗って行きたいなと思います」
松岡「勝手にこう『満点行くんじゃないか』って期待してしまう所があります」

羽「まあ満点狙いますけどね。もちろん狙って行きます。ただ自分にとって今シーズンかなり挑戦的なものであって・・」

羽「うんでもやめよう、やめた!」

羽「出来ると思ってます」
松岡「でも相当な難しさですから。ずっとやっていたものに対して出来たっていうのと違う。新たなものが入っているから・・」

羽「でも出来ます」
松岡「出来る?」

羽「今回、試合入る前に『出来る出来る出来る』って3回つぶやいてるんです」

(出来る、出来る、出来るとつぶやく羽生くん)
羽「それは本当に自分の中で『絶対4回転ループ出来る』って思っていて、跳んだ結果、最終的にはフリーで跳ぶ事が出来たので、まあいろいろ言葉の力ってものを信じてやっていけたら、また更に強くなれると思うし」
松岡「『出来る出来る出来る』って3回言ったことによって何が変わったと思いますか?」

羽「自信。前にそれで練習でパーフェクトが出来たので、その自信を持って試合に臨めたなと思います」
松岡「自分を信じて、羽生さんを信じてマルセイユ行かせて頂きます。ありがとうございました」
羽生「ありがとうございました」
☆☆☆☆☆☆
「11のジャンプにスケート人生を掛けているので」
「プレッシャー大好き、崖っぷち大好き、ヤッホーイ」
「やめよう、やめた。出来ると思ってます」
羽生語録満載のインタビューでした

羽生くん程になると、技術力はほぼ完璧なわけなので、後は気持ち次第
な所があります。
先の事を100%と言い切る事は出来ず、99.99999・・・のあとは不確定
です。なので、はっきりと言い切る事を普通、躊躇します。
けれど、最初から出来なかった場合を考えていると、いざという時に迷
いが生じます。とっさの判断がほんの僅かに遅くなる。
出来る。そう気持ちを決めておく事が重要なのです。
言葉に出して、その気持ちを自分の中に刻み付ける事が重要なのです。
トリノ五輪の時、荒川静香さんはプログラムのどの場面で何を考えるか
まで決めていたそうです。
このような、コンマ何秒の中での判断をしながら闘うアスリートのもの
の考え方というものに触れて、ほお~!なるほどな~!と感心していま
す。
メソッドという言い方がありますが、経験の中から抽出した方法論。
羽生くんは、さらりと言う事がありますが何十何百もの試しの結果なの
です。
あまりに高度化していて、なんの事やらって事もありますけれど、その
心構えだけでも見習いたいと思っています

◆お写真は、動画からキャプチャーしました。ありがとうございました。