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羽生選手のマスクを紹介していた林先生の番組ですが、出演していた東大生たちに番組後半で言っていたことが興味深い内容でした。


林先生曰く、東大生と言うだけで社会に通用するわけではない。


社会で活躍するために必要な能力がある、と。



林先生が上げたその能力というのが、全て羽生選手に当てはまっていたので驚いたと言うか、さすがだと思ったのでご紹介します。



…と、思ったのですが間違って説明の前半を消してしまったので、かいつまんで説明します。
(^-^;


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必要な能力は3つ。

①解決力と創造力

②群像の感覚を持つ

③最も大切な科目は数学





①は見て直ぐお分かりと思いますが、問題や課題が見つかった時の羽生選手の解決能力の高さは素晴らしいです。

却って課題をバネにして壁を乗り越え、短期間で新しいものを創って行きます。



②の群像の感覚と言うのは、林先生の説明で、全体の中で自分の役割や、求められている事を理解して動けるかという事でした。

これも、羽生選手は敏感に反応します。



③はもうね、“けっこう理数系”ですもんね。
羽生選手は、ジャンプのコツを“最大公約数”と表現したり、色々な感覚を方程式として掴もうとしたりしています。

林先生によると、話を分かりやすくするにも、話の内容を感覚ではなく、モデル化して説明すると言う数学的な力が必要とのこと。

使っている言葉ではなくて、言葉にする前の情報の処理の仕方が重要だと。


要素の組み立て方が数学的ですっきりしているから、話が分かりやすくなると。


羽生選手の話し方も非常に明快です。



東大生たちは、最も大切な科目は英語と答えていましたが、林先生によると、英語圏の人にとっては英語は勉強するものではないから、英語は基本的に出来ていなきゃいけないものなのだそうです。

英語を勉強だとカウントしていては欧米人に勝てるわけがない。だから英語の勉強が終わってからが、勉強のスタートだと。


この点も、羽生選手は英語力も手に入れつつあります。


その上、容姿端麗でもう、無敵じゃね?って言う。



社会で活躍するために必要な能力の全てを備えている羽生選手は、スケート以外でもこれからどんどん活躍の場が広がって行くでしょう。


非常に頼もしい限りです。(*^_^*)