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オーサー
「今後彼はスケーターとして、より成熟して行くでしょう」

「17歳、18歳になりオリンピックの時には19歳になります」

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「その時には人間として成熟し、スケートにも良い影響をもたらすでしょう」

「経験が彼を成長させるのです」


オーサー
「なんと言っても彼は、世界屈指のスケーターですからね」

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オーサー
「今回の経験を糧に飛躍できるはずです」

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トロントに戻った羽生選手




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この日、練習に臨む姿勢にはそれまでに見られなかった変化がありました。

(テーマ曲が流れてきます)

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オーサーコーチは、他の選手の試合に同行し1週間の不在です。

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しかし羽生選手は、課題のスケーティングスキルの練習に没頭していました。

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羽「やっぱり、」


羽「基礎の部分があって、色々とやらなきゃいけない部分」




羽「もっともっと、ちっちゃな事ですけど、コツコツ貯めて行ける所があるんですよ」



羽「そういう部分をしっかりポイントを貯めて行かないと」

「結局は今回みたいにミスをしてしまった場合に、そういう時にどうやってそこを挽回して行くかってなった時に」

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羽「やっぱり、(基礎を)底上げして行かないとダメだなっていう感じはありますよね」



羽「まだまだスケーティングだとか、表現だとかそういうものが出来てないんで」



羽「ジャンプだけになっちゃってますけど」

「あれがしっかりと表現できるようになって来ると」

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羽「本当になんか」

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羽「ジャンプもプログラムの一部というか、スケーティングの一部というか」

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羽「だからこそ、それを表現しきれてない、滑りきれてない自分が凄く悔しかったですし」



羽「オーサーコーチに、あの、まあ1週間会えないかも知れないんですけれども」

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羽「まあそこでちょっとでも「ああ頑張ってたんだね」っていう風に思って貰えるように、精一杯やって行きたいと思います。はい」


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次の舞台は、故郷仙台。

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11月23日から、NHK杯が始まります。

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ソチオリンピックで世界の頂点に立つ事を目指し、気持ちを新たにしていました。

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羽生選手が綴った決意。



表現・ジャンプ・スピン・ステップ


“全てを一つにする”


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(アスリートの魂  終)







    ☆☆☆☆☆☆


「アスリートの魂」終わりです。


羽生くんがスケートアメリカで失敗した時に、オーサーコーチが「いい説得材料になった」って言う、そういう論理的な所が凄く好きです。


言葉が通じなかった頃は、何度ももう日本に帰ろうと思ったと言っていました。
でも結果的に、クリケットに行くという選択で本当に良かったですね。


「アスリートの魂」と言う番組を当時見て、深夜に一人で何度も何度もジャンプの練習をしている姿に驚きました。

中高校生の頃から、深夜か早朝しか貸し切りの時間帯が取れなくて、皆が寝ている時に練習していたんですよね。

あのまま仙台にいたら、やっぱり練習場の問題もあってソチの成績に影響したと思います。


こういった裏事情を知らないで見たニースはそのまま魅了されるものでしたが、色々と知ってから見たNHK杯も更に深く感動しました。
当時NHK杯を見て、高校生の羽生選手が堂々と観客を魅了する姿にとても驚きました。

でももう、高校生だとかそんな感覚ではなくて、羽生選手はずっと世界を見据えてそのレベルの頂点を目指していたんですものね。

その真っ直ぐな生き方の凄さにいつも感動します。

それから、羽生くんのビジュアルの完成度が高いなと。
この番組も4年前のですが、映像見て時代を感じるとかがないんですよ。その時その時の美しさがあって、おそらく10年後に見ても古さを感じないのではないかと。

「殿、利息でござる」で芸能関係者が羽生くんに会って、これまで会ったどんな芸能人よりも美しいと驚いてましたよね。すごいですよね~。


「アスリートの魂」は難しい場面も多くて、表現しきれていない所がありますが、やりたかった番組でしたので大変ながらも作っていてとてもとても楽しかったです。
最後まで見て頂きありがとうございました( ´ ▽ ` )ノ