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(試合(SP)後の記者会見)

直後の記者会見。
羽生選手は英語で答えました。


羽(英語で)
「まだショートプログラムだけです」

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羽「…」

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羽「えっと」

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羽「(通訳に)何ですかね?」

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羽「えっとお」

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羽(日本語で)
「まだショートなので、明日のフリーに向けて精一杯頑張って行きたいなという風に思ってます」

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翌日には、2種類の4回転ジャンプを控えています。


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羽生選手は、必死に平常心を保とうとしていました。



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(2日目 フリースケーティング)
周囲の誰もが優勝を期待した2日目のフリー。



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最初のジャンプで失敗。

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更に…

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羽(回想の声)
「なんか全然集中できてなかったです」

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羽「いろいろ考え過ぎちゃったかなって。その、臨機応変にじゃなくて」

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羽「ちょっと色々(ショートの結果に)とらわれてしまって」

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羽「ちょっと(頭が)真っ白になっちゃったと言うようなイメージですよね」

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前日とは、まるで別人でした。



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フリーの得点。
ジャンプやスピンなどの技術の点数は、72.11。

4回転ジャンプの失敗が響きました。

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一方、スケーティングスキルが問われる“表現”の点数は、79.56。

出場選手中、4位でした。


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羽(回想の声)
「今回の点数を見てみると」


羽「まあ、自分でも「出過ぎだろ」って思うくらい本当に出てたので」

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羽「その、プログラムコンポーネンツ(表現)の方の点数」


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オーサーコーチの元で練習を積んで半年。

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スケーティングスキルが、本人も気付かないうちに身に付いていました。



羽「まあ僕、もう6分間練習からもう既に全然集中してなくて」



羽「色んな選手のことが目に入ってしまったり」

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羽「または、ちょっとイライラし始めたり」

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羽「なんか色々な感情が沸き上がってしまってて」



オーサー
「今回の結果は、素晴らしい説得材料になりました。ハハ」

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「まずはしっかりとした“土台”を築かなければならないのです」

「そうすれば、4回転は簡単に跳べます」







    ☆☆☆☆☆☆



今までの試合の中で、見返すのが一番辛いのがスケートアメリカです。
あの中国杯よりも。

何故なら、羽生くんの心が途中で崩れてしまったのが分かるからです。

(´;ω;`)

痛々しくて今までほとんど見る事がありませんでした。


でも、オリンピックも終わった今考えてみればですが、
まだ上手く噛み合ってなかったオーサーコーチの教えが、この失敗によって羽生くんに実感として理解されたことは非常に幸運だったと思います。

かなりひどい失敗だったからこそ、演技点の伸びが際立ち、かえって良かったとさえ言えるかも知れません。

オーサーコーチと組んで2戦目という早さでその幸運が訪れた事で、ソチに間に合ったと思います。


こういう時、羽生選手に何か天意のようなものが働いてるとしか思えないんですよね。

そう考えてみれば、スケートアメリカの失敗は必然だった訳で、あれから3年半以上がたった今、そろそろ私もスケアメを受け入れて見返して見なければ。

つД`)・゚・。・゚