
上田「一人部屋ですか?選手村は」

羽生「いえ、あの、シェアで。2人で」
上田「おお、どなたと?」
羽羽生「町田選手と」
上田「ああ」

上田「町田選手とはどんな話なさいました?」
羽生「…ん…そうですねー」

羽生「まあ~でも、特にぃ、その試合についてはあんまり触れてないです…」

(苦笑い)

上田「お互いに緊張してんなーって言うのは分かるんですか?」
羽生「緊張はしてますね」
上田「ほう」

羽生「やっぱりお互い多分ピリピリもしてましたし」
上田「ほうほう」

羽生「とにかく…なんですかね、お互いのペースを守れるようにっていうのは凄い注意してました」
上田「ほう~」

上田「いや~でも本当に金メダル…あのね昨日セレモニーがあったでしょう?」
羽生「はい」
上田「あの表彰台の一番高いところに乗った気持ちっていうのは、色んな今までの思いが甦ったりはするもんなんですか?」

羽生「小さい頃からの夢だったっていうのも凄いありましたし」
羽生「ただ、表彰台に登った時はどちらかと言うとビックリの気持ちが大きくて」
上田「ええ」

羽生「まあ嬉しさもあまりなかったですし、ただビックリしてハイになってたって感じでしたね」

上田「いや~、どうでしょう、今帰ってやりたい事なんてございますか?」

(一瞬考えるけど)

羽生「「特にない」って言っちゃダメですか?(笑)」

上田「特にない

羽生「ははは(笑)」

上田「あっ、も、えっ?…例えばなんか、もう、1回ちょっとホッとしてどっか遊びに行きたいなあとか?…」

羽生「とりあえず今したい事は、サルコーの練習をしたいです」

(上田さんコケる)

上田「いやいやいや、しばらく休みな」
羽生「ははは」

上田「サルコーの練習をしたい


羽生「やっぱり悔しいんで」
上田「うん」
羽生「やっぱり金メダルは金メダルとして誇らしいですけど」
上田「うん」

羽生「やはり、まだまだ自分としてはオリンピック金メダリストっていう自覚もないですし、またそこに誇りを持って胸を張って日本人としていられないと思うので」

上田「いやいや、居ていい、居ていい」
羽生「ふふ(笑)」

羽生「早くあの、もっと高みを目指して頑張りたいなと思ってます」
上田「はあ~凄い…」

上田「でもね~日本に帰ったら…今ね日本大騒ぎらしいから」
羽生「はい」
上田「今まで以上にすっごい忙しい事になると思うんですよ」
羽生「はい」

上田「だからね、今のうちからねもう出る番組とかね、決めといた方がいいですよ」

羽生「はは(笑)」

羽生「(笑)」

上田「まあね、でアドバイスとしてはね『世界一受けたい授業』と『おしゃれイズム』は出よう」
羽生「(うなずいて)分かりました分かりました」
上田「ね、ね、出よう、うん」

上田「『しゃべくり007』はねー」

上田「ホリケンがね、ちょっと未成年には刺激が強いからー」

羽生「はははは(笑)」
上田「ちょっと保留『しゃべくり007』はね」

羽生「(うなずいて)そうですね」
上田「うんうん」

羽生「じゃあ『しゃべくり』だけ出るようにします」
上田「えっ?」

上田「ウソお、逆に


羽生「ふふふ(笑)」

上田「どうですか、今回はどんなオリンピックになりましたか?羽生選手にとって」

羽生「もう、とにかく緊張しました。でもその緊張から得た経験っていうのは、もの凄い今後の人生にとって自分の糧になると思ってますし」

羽生「また、スケートだけではなくて、あの、色んな機会にためになる事だったんじゃないかなと思ってます」

上田「でね、金メダル取られた翌日に聞くのもあれですけど、今後の目標を伺ってもいいですか?最後に」

羽生「あの、世界選手権の代表にも選ばれているので、3月末の世界選手権まで一生懸命また練習して、今度こそパーフェクトな演技が出来る様に頑張って行きたいと思います」

上田「お疲れのところ、どうもありがとうございました」
羽生「ありがとうございます」

上田「金メダリスト羽生結弦選手でしたー」

(ばいばーい)
(パチパチパチ拍手)

スタジオ

上田「うん、本当にねー、爽やかでねー、礼儀正しくて、スタッフみんなにも深々とお辞儀して帰られてね。みんな初めて会った人がね、一瞬でファンになってこれからも応援しよう、と」
上田「そして、今の話聞いて頂いた通りすっごいしっかりした、まあ好青年」
上田「もう、俺のカウンセラーになって欲しいもんね、今後。凄かった、勉強になった」
☆☆☆☆☆☆
このあと、荒川さんが羽生くんの金メダルについて解説していました。
羽生選手は、前半のミスの後、建て直して、精一杯自分の出来る事をやって行ったのが勝利に繋がった。
対して、パトリック選手は前半ひとつ良いジャンプがあったものの、だんだんジャンプが乱れ、後半の得点源の3ルッツ+1ループ+3サルコウが、2サルコウになってしまったのが、金メダルと銀メダルを分けた。
と、説明してらっしゃいました。
上田さんとのトーク、楽しかったですね。
羽生くんも疲れていたのに笑顔が見られて、ちょっとリラックス出来たでしょうか。
『おしゃれイズム』とかに本当に出てくれないかな。
現役中は無理かな。
色んな羽生くんが見られそうだから、トーク番組にまた出て欲しいです。
(*´∇`)
余談ですが、この間2000年の全日本選手権の放送がありまして。
鈴木明子さんがまだ15歳だったんですけど、昔からあっこちゃんはあっこちゃんでした。
表現力が15歳とは思えませんでした。
でも一番の驚きはコレ。
分かります?
↓

宮本賢二先生!
若っ

びっくりしました。
(^m^)