有「それから、フィギュアスケートについても質問一つ、こちら」
羽「あ、はい」
有「30代女性愛知県の方『羽生選手の軽やかなジャンプが大好きです。ジャンプを跳んでいる時は何を考えているのでしょうか?』」

羽「ええっと跳ぶ前は割りとフォームであったりスピードであったり、または助走の時の歩数とかも決めてるし、そのジャンプのタイミングとかも決めるんですけど、跳んでる最中はもう無心ですね」

有「4回転、まあそこに行くまでがありますよね、その間は」
羽「その辺はまあなんかフォームであったりは注意するけど、わりと自分を客観視してというか、周りから見てどこがずれてるかどうか判断しながら。
または自分が一番綺麗に跳べてる時の…ねえ、こういう社会なので映像がいっぱい残ってるので、そのイメージを重ねてどう違うのかなという」

井「僕が気になったのは、4回転ジャンプで練習中にね転倒する時あるじゃないですか」
羽「はい」
井「あ~もうだめだな、て顔されてて。
あれって僕なんかがね、急に4回転出来たらあの転倒でケガしちゃうんじゃないかなとか凄い心配になるんですけど。
もしかしたら羽生さんの中では、割りとこうスローに見えてて『あ、これ失敗するからこうやって着地しよう』とかそういう考えってあるんですか?」

羽「あ~なるほど。あの、もう跳んだ瞬間に大体分かります。転けるか転けないかは」
井「え、本当に?」
羽「はい」
井「あっこれダメだって思う時も」
羽「思う時もあります。ただそれでダメだって思ってる時って、基本的に僕たちパンクって言う業界用語使うんですけど、1回転になってしまったり2回転になってしまったり…。あるじゃないですか4回転に挑戦したけど『あ~3回転になってしまいました』とか」
井「あ~ありますね」
羽「そういう状態が多いですね。あとはもう、試合だから『締めなきゃ』って思って締めててそのままスポーンって転けちゃったりとか」

井「あ~」
羽「あとはもう調子が本当に悪くて原因が分かんないで転けてしまっていたりとか様々なパターンがあります」

羽「でもとりあえずは受け身みたいな形では、やっぱり滑るのである程度間近には来ないですね」
井「ああそうなんですね」
有「やっぱりケガとかね、打ち身とかは凄い常に青アザみたいなのは」

羽「常に生キズ絶えなかったですね。今は転び方が上手くなってきて、小さい頃からやってるので。そのー、小さいうちは本当に生キズは絶えなかったですね」
井「綺麗に見えますけど激しいものなんですよね」
羽「わりと。はい」
有「いま小さい頃と言うお話がありましたが、とにかく羽生結弦くんがどうやったら出来るのかと言うのを是非知りたいというお母様方からのご意見も沢山頂いているんですが」
羽「(笑)」
有「じつはこちら70…歳のあ、78歳の男性の方からも、え~是非僕の…どれだ?あまりにも沢山有り過ぎて」
羽「あはは(笑)」

井「だってこれ僕初めてですよ。別にスタッフが手を抜いてる訳じゃないんですよ。質問が多すぎて、全部質問で構成されてる台本なんですからこれ」

有「70歳北海道の男性です」
羽「はい」
有「『羽生選手はいつも礼儀正しく誠実で、インタビューの受け答えがしっかりしていて素晴らしい』」
(羽生くん会釈)
有「『きっと神童だったに違いない。私の孫になってもらいたい』」


井「今からなれるんですかねえ」
有「手続きが大変ですね」
羽「はははは(笑)」
井「色々大変だと思いますね」
羽「けっこう現実的な話ですねそれは(笑)」
有「で、子供時代をよく知る方に先ずはお話を伺いましたのでそちらをご覧下さい」

羽「嫌だな~」

都築先生
「ゆづ、おはようございます」
羽「おはようございます」
有「フィギュアスケートコーチ、都築章一郎さん。小学2年生から中学卒業まで羽生選手を指導しました。現在もオリンピック選手を夢見るトップクラスの子供たちを指導しています」

都築「コラ!動きが止まってるぞー!!」

(羽生くんモニター見て笑う)
有「子供の頃の羽生選手について伺いました」

都築「集中力って初めもう5分くらいしかもたなかったんですよ」
羽「10分はもった!」
井「あははは(笑)」
都築「それでそのまあ男の子で、ごく普通の男の子で野球が好きでね。いつもボールを持って壁にぶつけてそれで楽しんでました」
Q.練習を抜けて野球を?
都築「いやもうスケートがすぐ飽きちゃうんで(笑)初めの時分はそんなにスケートの長い時間は練習は出来なかったような時期がありましたんで」
有「当時は練習嫌いだった羽生選手。都築さんによると試合前には様子が一変したと言います」

都築「何回か年に大会がありますからね。まあそれに備えてする時にはもう本当に一生懸命練習をするような事がありましたからね」
都築「けっこうねえ負けず嫌いですからね。負けず嫌いでしたからね。やると決めた時にはもの凄いそれは集中力を持ってました」

羽「ありがとうございます」
井「いやあ意外な証言もありましたけど」
羽「あはは(笑)」
井「集中力、5分しか持たなかったって」

羽「あの~まあ5分…う…まあ自分は10分くらいだと」
井「(笑)でも10分だったんですね?」
羽「本当に学校帰ってすぐ、ランドセル背負ったまんま練習場に行って。
で、それからその着替えて、すぐ着替えて。
で、個人のレッスンをして頂いて。もうその時だいたい45分か1時間くらいのレッスンなんですけども、ま、だいたい10分15分で飽きてました」
井「え~なんでだろ。でも好きで始めた訳ですよね?」

羽「そうですねえ」
井「練習がダメなの?嫌いなの?」
羽「練習嫌いでしたね。あの~もちろん都築先生が厳しかったってのもありますし。その前の先生も凄く厳しくて。
自分自身スケートをなんでやってるんだろう、なんで怒られながらやらなきゃいけないんだろうみたいな、感じもありまして」
井「うん」

羽「またはさき程のVTRにもありましたけど、野球が大好きだったので、ずっと野球やりたいなっては思ってました」
井「じゃあ練習もボール持って行ってたってぐらいですから」
羽「ボールは~、本当のボールじゃなくて本当になんか、」
井「ゴムボール?」
羽「あの、そのリンクの人には申し訳ないんですけど、リンクのチラシを丸めてー」
井「あははは(笑)」
羽「あははは(笑)」
井「ボールにして?(笑)」

羽「で、フロントで、あ壁にぶつけてって言ってましたけどフロントで、唯一の3人くらいしかいないんですよ男の子が。その3人ぐらいで、もう雑誌を丸めてバットにしてずっと野球やってました」
井「へえ~。それは怒られないんですか?」
羽「怒られます」
井「怒られるでしょう」
羽「はいもちろんです」
井「チラシ丸めて!って」
羽「怒られました」
有「(笑)」
☆☆☆☆☆☆
一つ前の記事で羽生くんが「おしとやかじゃない」って言ってましたけど面白いですね。
おしとやかな男の子って言葉が妙に気に入りました。(^m^)
今回の記事の初めの方で、「フォームを外から見て」ってさらっと言ってますが、羽生くんは自分の姿を3Dで立体視できるみたいですね。
映像を沢山見て、そこに感覚を重ねる事でイメージ出来るようになったのでしょうか。
ジャンプの途中で軸のズレを「見て」空中で修正したり出来るようです。
すごい(m'□'m)
羽「あ、はい」
有「30代女性愛知県の方『羽生選手の軽やかなジャンプが大好きです。ジャンプを跳んでいる時は何を考えているのでしょうか?』」

羽「ええっと跳ぶ前は割りとフォームであったりスピードであったり、または助走の時の歩数とかも決めてるし、そのジャンプのタイミングとかも決めるんですけど、跳んでる最中はもう無心ですね」

有「4回転、まあそこに行くまでがありますよね、その間は」
羽「その辺はまあなんかフォームであったりは注意するけど、わりと自分を客観視してというか、周りから見てどこがずれてるかどうか判断しながら。
または自分が一番綺麗に跳べてる時の…ねえ、こういう社会なので映像がいっぱい残ってるので、そのイメージを重ねてどう違うのかなという」

井「僕が気になったのは、4回転ジャンプで練習中にね転倒する時あるじゃないですか」
羽「はい」
井「あ~もうだめだな、て顔されてて。
あれって僕なんかがね、急に4回転出来たらあの転倒でケガしちゃうんじゃないかなとか凄い心配になるんですけど。
もしかしたら羽生さんの中では、割りとこうスローに見えてて『あ、これ失敗するからこうやって着地しよう』とかそういう考えってあるんですか?」

羽「あ~なるほど。あの、もう跳んだ瞬間に大体分かります。転けるか転けないかは」
井「え、本当に?」
羽「はい」
井「あっこれダメだって思う時も」
羽「思う時もあります。ただそれでダメだって思ってる時って、基本的に僕たちパンクって言う業界用語使うんですけど、1回転になってしまったり2回転になってしまったり…。あるじゃないですか4回転に挑戦したけど『あ~3回転になってしまいました』とか」
井「あ~ありますね」
羽「そういう状態が多いですね。あとはもう、試合だから『締めなきゃ』って思って締めててそのままスポーンって転けちゃったりとか」

井「あ~」
羽「あとはもう調子が本当に悪くて原因が分かんないで転けてしまっていたりとか様々なパターンがあります」

羽「でもとりあえずは受け身みたいな形では、やっぱり滑るのである程度間近には来ないですね」
井「ああそうなんですね」
有「やっぱりケガとかね、打ち身とかは凄い常に青アザみたいなのは」

羽「常に生キズ絶えなかったですね。今は転び方が上手くなってきて、小さい頃からやってるので。そのー、小さいうちは本当に生キズは絶えなかったですね」
井「綺麗に見えますけど激しいものなんですよね」
羽「わりと。はい」
有「いま小さい頃と言うお話がありましたが、とにかく羽生結弦くんがどうやったら出来るのかと言うのを是非知りたいというお母様方からのご意見も沢山頂いているんですが」
羽「(笑)」
有「じつはこちら70…歳のあ、78歳の男性の方からも、え~是非僕の…どれだ?あまりにも沢山有り過ぎて」
羽「あはは(笑)」

井「だってこれ僕初めてですよ。別にスタッフが手を抜いてる訳じゃないんですよ。質問が多すぎて、全部質問で構成されてる台本なんですからこれ」

有「70歳北海道の男性です」
羽「はい」
有「『羽生選手はいつも礼儀正しく誠実で、インタビューの受け答えがしっかりしていて素晴らしい』」
(羽生くん会釈)
有「『きっと神童だったに違いない。私の孫になってもらいたい』」


井「今からなれるんですかねえ」
有「手続きが大変ですね」
羽「はははは(笑)」
井「色々大変だと思いますね」
羽「けっこう現実的な話ですねそれは(笑)」
有「で、子供時代をよく知る方に先ずはお話を伺いましたのでそちらをご覧下さい」

羽「嫌だな~」

都築先生
「ゆづ、おはようございます」
羽「おはようございます」
有「フィギュアスケートコーチ、都築章一郎さん。小学2年生から中学卒業まで羽生選手を指導しました。現在もオリンピック選手を夢見るトップクラスの子供たちを指導しています」

都築「コラ!動きが止まってるぞー!!」

(羽生くんモニター見て笑う)
有「子供の頃の羽生選手について伺いました」

都築「集中力って初めもう5分くらいしかもたなかったんですよ」
羽「10分はもった!」
井「あははは(笑)」
都築「それでそのまあ男の子で、ごく普通の男の子で野球が好きでね。いつもボールを持って壁にぶつけてそれで楽しんでました」
Q.練習を抜けて野球を?
都築「いやもうスケートがすぐ飽きちゃうんで(笑)初めの時分はそんなにスケートの長い時間は練習は出来なかったような時期がありましたんで」
有「当時は練習嫌いだった羽生選手。都築さんによると試合前には様子が一変したと言います」

都築「何回か年に大会がありますからね。まあそれに備えてする時にはもう本当に一生懸命練習をするような事がありましたからね」
都築「けっこうねえ負けず嫌いですからね。負けず嫌いでしたからね。やると決めた時にはもの凄いそれは集中力を持ってました」

羽「ありがとうございます」
井「いやあ意外な証言もありましたけど」
羽「あはは(笑)」
井「集中力、5分しか持たなかったって」

羽「あの~まあ5分…う…まあ自分は10分くらいだと」
井「(笑)でも10分だったんですね?」
羽「本当に学校帰ってすぐ、ランドセル背負ったまんま練習場に行って。
で、それからその着替えて、すぐ着替えて。
で、個人のレッスンをして頂いて。もうその時だいたい45分か1時間くらいのレッスンなんですけども、ま、だいたい10分15分で飽きてました」
井「え~なんでだろ。でも好きで始めた訳ですよね?」

羽「そうですねえ」
井「練習がダメなの?嫌いなの?」
羽「練習嫌いでしたね。あの~もちろん都築先生が厳しかったってのもありますし。その前の先生も凄く厳しくて。
自分自身スケートをなんでやってるんだろう、なんで怒られながらやらなきゃいけないんだろうみたいな、感じもありまして」
井「うん」

羽「またはさき程のVTRにもありましたけど、野球が大好きだったので、ずっと野球やりたいなっては思ってました」
井「じゃあ練習もボール持って行ってたってぐらいですから」
羽「ボールは~、本当のボールじゃなくて本当になんか、」
井「ゴムボール?」
羽「あの、そのリンクの人には申し訳ないんですけど、リンクのチラシを丸めてー」
井「あははは(笑)」
羽「あははは(笑)」
井「ボールにして?(笑)」

羽「で、フロントで、あ壁にぶつけてって言ってましたけどフロントで、唯一の3人くらいしかいないんですよ男の子が。その3人ぐらいで、もう雑誌を丸めてバットにしてずっと野球やってました」
井「へえ~。それは怒られないんですか?」
羽「怒られます」
井「怒られるでしょう」
羽「はいもちろんです」
井「チラシ丸めて!って」
羽「怒られました」
有「(笑)」
☆☆☆☆☆☆
一つ前の記事で羽生くんが「おしとやかじゃない」って言ってましたけど面白いですね。
おしとやかな男の子って言葉が妙に気に入りました。(^m^)
今回の記事の初めの方で、「フォームを外から見て」ってさらっと言ってますが、羽生くんは自分の姿を3Dで立体視できるみたいですね。
映像を沢山見て、そこに感覚を重ねる事でイメージ出来るようになったのでしょうか。
ジャンプの途中で軸のズレを「見て」空中で修正したり出来るようです。
すごい(m'□'m)