宮城県美術館 アリスの庭の彫刻 | 明明堂の寄り道Memorandum

宮城県美術館 アリスの庭の彫刻

県美術館の本館と佐藤忠良記念館との間がアリスの庭です。ここにもたくさんの彫刻が展示してあって、私の一番好きなエリアです。

フェルナンド・ボテロ「猫」。






猫とは思えないトボけた表情に癒されます。





トム・オタネス「蛙とロボット」。






佐藤忠良記念館の壁面が大きくカーブを描くハーフ・ミラーのガラスになっています。ここに映る風景と実際の風景がダブって、ファンタジーの世界に迷い込んだような錯覚に陥ります(少しオーバーです)。






向こうのハーフミラーの壁に映っている人物は私です。






柳原義達「道標・鴉」。






リアルな鴉が不気味です。







バリー・フラナガン「野兎と鉄兜」。






黒川晃彦「馬上のあのひと」。







この馬の上でサックスを吹いているオッサン、どこかで見たなあと思ったら、私の住んでる泉区の七北田公園にある「晴朗な日々」という彫刻と同じ作者でした。ベンチに座って腹の出たオッサンがサックスを吹いている彫刻なのです。その「晴朗な日々」は、以前、神戸の北野異人館あたりをぶらついた時に、そこの公園か広場で見たものとそっくりでした。神戸の彫刻も同じ作者だと思います。






舟越保武「リンゴをもつ少年」。






ここがアリスの庭の出口です。


タダで鑑賞できる彫刻が、結構あるのですよ。