`![]() | ●涙はふくな、凍るまで● 講談社文庫 大沢在昌/著 定価(本体619円+税) |
| 坂田勇吉、二十八歳。 食品会社の宣伝課勤務。 彼の行くところ、なぜか想像を絶するトラブルが起こる。 大阪出張で心ならずもやくざと渡り合った彼の今回の敵とは? 極寒の北海道で請け負ってしまった任務を無事果たすことはできるのか? “日本一不運なサラリーマン”を襲う怒涛のノンストップ・アクション! |
| 前作『走らなあかん、夜明けまで』が面白かったから、続けて読んじゃいました。 前作では、大阪に到着早々、ヤクザの取引に巻き込まれた主人公・坂田勇吉。 今回は出張先の北海道で、善意がアダとなって、ロシアのマフィア船に監禁されてしまいます。 そこから助け出してくれた謎の外国人・クラープに依頼されて、小樽から稚内へと向かいます。 今回も巻き込まれ型なんだけど、こういったトラブルに巻き込まれる人って、同じ傾向があるよね。 おせっかいなのに気が弱い。 強く言われると押し切られちゃう。 他人に良く思われたい。 自分の意見を言えない。 典型的なNOと言えない日本人。 ストレス溜まりそう(笑) さらに主人公は、お人好しでバカ正直。 そして、ナゼが妙な義務感と正義感。 愛すべき好青年ではあるけど、実生活でこんなんだったら、この世知辛い世の中、貧乏くじばっかり 引きそう(笑) 雪深い稚内を舞台に、日本とロシアのマフィア相手に殺されかけたり駆け引きしたり。。。 裏切ったり裏切られたり、ハラハラドキドキで、結局徹夜して読んじゃいました。 文字通りノンストップで楽しい作品でした。 |

