| 著者3年ぶりの新刊は、不器用なOLが脳内と現実の2つの恋の間で右往左往しつつ自分の道を 探していく様を描いた新境地。 何とも思っていなかった同期に告白されて戸惑う良香。 26歳まで恋愛経験のない彼女はこれを機に、中学からひきずってきた不毛な片思いの相手に 会ってみようと行動に出るが……。 時に暴走する遅咲きの主人公が愛しく思えて、切なくもコミカルな一風変わった恋愛小説です。 【文藝春秋HPより】 |
| これはかなり痛い作品かも。 なんて言うのかな。 最初の章で打ち上げ花火やっちゃったあとに、ご家庭用の小さな花火やる感じ。 最初にいろんな言葉で飾り立てて盛り上げて。 話が進んでいくうちに尻すぼみになってるんだよね。 彼氏が2人いて、彼氏①は大好きだけど、あまり好かれてない。 彼氏②は好きじゃないけどかなり愛されてる、とかね。 なんだ、二股エンジョイ物か、と思ったけど、全然違う。 12年の片想いの彼(脳内彼氏)と、付き合い始めたばっかの彼。 もうそっからして違うやん! 短いスパンでの過去と現在が交錯してるけど、なんだかなぁ。。。 これ多分、作者もキチンと構想考えないままに書き始めちゃったんじゃないかな。。。 途中から一番最初の辻褄合わせに必死なのが見て取れるしね。 まぁ、構成はさておき。 話の内容だけど。 これがまた。。。 『インストール』とか『蹴りたい背中』でもでてきた、ちょっとアウトローな感じの女の子が 主人公なんだけど。 これね、蹴りたい背中のヒロインがちょっと大人になったって感じ。 かなり変わった男の子に惚れちゃうんだよね。 しかも、今回はかなり痛い。痛すぎる(笑) 中2のとき同じクラスで2~3回しゃべっただけ。 それなのに12年も思い続けてる。 ここまでくるとかなり怖い。 どうせなら、大学生とかの設定にしとけばそれなりに落ち着きどころが見つかったのにな。 これを26歳の社会人なんて設定にしちゃったもんだから、話として成り立たなくなっちゃってるんだよ ね。 主人公がとても26歳の社会人には思えないくらい未熟すぎて。 それともイマドキの26歳の思考回路ってこんな程度なの??? きちんと自分の気持ちを伝えないし、相手のことも思いやらないし。 分かり合おうともしないで自己完結して達観してるのね。 それがまたかなり独りよがりで。 なんか、綿矢りさの理想のヒロイン像なのかわからないけど、この類の女子って、共感ポイント見つけ られないわ。 |
