| ﾟ･*:.｡.永遠の途中.｡.:*･゜ |
` | ●永遠の途中● 光文社文庫 唯川恵／著 定価(本体533円＋税) |
| 広告代理店に勤務する薫と乃梨子は、同期入社。 仲はよいが相手を自分を比べずにはいられない微妙な関係。 どちらも、同僚の郁夫に恋心を抱いていたが、ささやかな駆け引きの後、薫が郁夫と結婚して主婦 に。 乃梨子は独身でキャリアを積み続ける。 歳月は流れ、対照的な人生を歩みつつも、相手の生き方を羨んでしまうふたり･･････。 揺れる女性の心をリアルに描く長編小説。 |
| リアルだ。 リアルすぎる(笑) ２人の対照的な女性の２７歳～６０歳までの生き様を描いた作品。 ２７歳時がいつの時代かはわかりませんが。。。 かなり古いと見た。 だって保守的なんだもん。 でも。。。 女ってないものねだりが好きだよね。 いつだって自分の選択を信じられなくて、相手の選択が良く見えてしまう。 だけど、人生に正解ってないよね。 その時その時自分が納得できれば他人からどう見えようが関係ないと思うけど。。。 だってさ。 他人を妬みながら生きてくのってヤじゃない？？？ それって不毛でものすごくもったいない気がする。 そうは言っても他人が羨ましく思える時もあるんだけど。 でも、ここまで強烈に自分と比較したり意識したりする友達っていないです。 それはやっぱり現状に満足しているし、幸せだと思ってるから。 いや、決して恵まれた環境ってワケじゃないけど。。。 幸せって感じ方次第でしょ？ 一条ゆかり曰く、「幸せはしてもらうのではなくなるもの」だしね。 ヒロインの２人はいつも不安と不満と抱えてる。 でもお互いに見栄を張ってる。 だからこそ、相手が幸せに見えてしまう。 もったいないと言うか、損してると言うか。。。 やっぱりそれって不毛だよな～。 |
