| コンビニ強盗に失敗し逃走していた伊藤は、気付くと見知らぬ島にいた。 江戸以来外界から遮断されている“萩島”には、妙な人間ばかりが住んでいた。 嘘しか言わない画家、「島の法律として」殺人を許された男、人語を操り「未来が見える」カカシ。 次の日カカシが殺される。 無残にもバラバラにされ、頭を持ち去られて。 未来を見通せるはずのカカシは、なぜ自分の死を阻止できなかったのか? |
| これは大人のファンタジーですね。 仙台の近くにある100年以上閉鎖された島。 ありていに言えば独自で鎖国してる島なんだけど。 そんなの本当にあったら問題あるでしょ。 だって日本で把握されてない島って。。。 「未来が見えるカカシ」が殺されたところから始まるサスペンスなんだけど。。。 なんかめっちゃシュールでした。 登場人物もひとクセもふたクセもある人ばかりで。 単純な夢の国の御伽噺とはいかないけれど、それなりに楽しかったです。 |

