☆壮絶出産記録☆〜Part5〜

8月2日 8時3分

分娩スタート

『1番痛い時にいきむよー』

『大きく深呼吸2回したら息止めて』

『声を出したらダメだよー』

『目開けて』

いろいろな助産師さんや看護師さんたちのアドバイスが飛び交う

旦那は思った以上に落ち着いて私を見ていてくれてる。時々汗をふいてくれて落ち着かせてくれた

後から聞いた話だが、旦那は私の深呼吸している時の姿がひどかったらしく、笑いをこらえていたらしい私はこんなに必死になって頑張っているのにやはり、男にはわからないんだと思った

『頭見えてきた頑張ってすごくいきむの上手だからこの調子』

褒められて伸びる私なので、これでいいんだと思い、続ける

張り裂ける思いだったが、何とか目をつぶらないように旦那の顔を見る少し安心する

『あと少しで先生くるからもう少し頑張ろう』

との言葉を聞いて最後のバカ力が入る

先生が来てくれた

『もぅ、産まれるからねー。少し切るよー』

『あと、1～2回いきんだら赤ちゃん出てこられるよすごく上手だから』と看護師さんに励まされる。

足はもぅがくがくに痙攣してる

でも、身体を起こされて

『赤ちゃんが出てくるところシッカリ見るんだよ』

と最後の励ましがあり、全ての力を出して集中する

そして、8月2日8時33分 

あっ私の赤ちゃん

長男が誕生しました

分娩スタートから30分しかたっていないと聞いて驚いた

でも、息子の顔が見えた時には嬉しくて涙が出てきた

よかったよー

旦那も嬉しそう

『えっすごーい体重3820gもある』と助産師さんの声

ロイヤルベビーのプリンスジョージにも負けてない大きさにびっくり

旦那と顔を見合わせる

予定日から一週間も早かったのにそんなに育っていたんだぁー先生いわく、予定日までいたら4000越えだったそうです

『こんな大きい子を30分で産めるなんて本当に上手だったよ』

と助産師さんや看護師さんたちがたくさん褒めてくれた

あまりの大きさに先生もびっくり

でも、『早く産まれて来てくれてよかったね』と言ってくれた

『大きかったから車で産まれずに済んだんだね』っと言っていた

頭が大きくて引っかかってたっぽい

でも、結果オーライですよね

病院の先生や助産師さんたちにはたくさん励まして応援してもらってよかった

旦那はアタフタしながらも急いで病院まで運んでくれて、私を励ましてくれた

無事産まれたことを両家の母に電話してくれたのも旦那だったけど、あまりの早さにそーとー驚いていたらしい

息子も私も病院までの道のりは長かったけど、よく頑張った

壮絶な戦いだったけど、ちょー安産だった私はたくさんの人たちに感謝したいと思った出産になりました

傷口は傷むけど、赤ちゃんが出て来た時の痛みは産後2日目にして忘れかけている

でも、やっぱ10ヶ月お腹で育てて来た息子は相当かわいい

これから育児がんばるぞー

出産記録はもぅおしまい