運動をすると、脳に血液がさかんに送り出され、脳の状態をよくしてくれる。

運動すると、健康にいいのは分かるが、実は脳を育ててよい状態に保つことができる。

強いストレスを受けると、脳の何十億のニューロンの結合が蝕まれ、うつの状態が長引くと

脳の一部が委縮してしてまう。しかし、運動をすることにより

このプロセスを逆行することができる。運動すれば神経化学物質や

成長因子がつぎつぎに放出されて、プロセスを逆行させ、脳の基礎構造を

物理的に強くすることができる。

ニューロンの道を作ることが大切。

シカゴの高校で、0時限体育を始めた。

1時限前に体育が取り入られた。

これを実践した生徒たちは、全国1健康になり、成績も目覚ましく向上した。

運動することにより、生物学的変化を起こし、脳のニューロンを結び付けることがわかった。

有酸素運動は体だけではなく、心も変化させる。

BMIと有酸素運動能力、この二つが成績を向上させる最も重要な要因。

40人の生徒ー健康な20人と、健康でない20人に分け、

注意力、ワーキングメモリ(さまざまな活動のために情報を処理する間、一時的にその情報を保持する能力、処理速度

を比較した。生徒たちには、電極を埋め込んだ水泳キャップみたいなものをかぶせて、脳の電気活動を測定した。

すると、健康にいい生徒たちの方が、脳電図は活発な動きを見せて、注意力のかかわりのあるニューロンがより多く

働いている。より健康であれば、より注意力にすぐれ、よりよい結果が出せる。

そのあと、被験者たちが間違っていたときの脳の反応に違いがあった。

脳の活動を測定中、フランカーテストと呼ばれるものを行った。

大文字のHかSの文字を5個連続並べて、真ん中の文字がHだった場合一方のボタンを押して、

Sだった場合、もう一方のボタンを押す。間違えたら、それがすぐわかるようになっている。

間違えたとき、健康な子供は、一度心を落ち着かせ、つぎは間違えないようにする。」ということだ。

いったん立ち止まって、結果を見直し、失敗した経験を次に活かすようにする能力は

遂行昨日と関連があり、その機能は脳の前頭前野と呼ばれる領域がつかさどっている。

わたしたちの行動や思考や感情はすべて、脳細胞の、つまりニューロンどうしのつながり方によって決まる。

なにかを学習するためには、長期増強(LTP)と呼ばれる動的なメカニズムによってニューロンのつながりを強化することが

欠かせない。脳が情報を取り組むよう命じられると、ニューロン間の活動が起きる。その活動が繰り返されるほど

、ニューロン同士は強く連絡しあい、信号は伝達されやすくなり、ニューロン間の結びつきができていく。