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この記事はメインブログの2025年11月23日に投稿した『行き詰まったときは“すぐ終わること”から始める理由』を抜粋したものです
やる事が多いのに止まってしまう理由
「やらなきゃいけない事はあるのに、どうしてか手が止まる」そんな日が続くと、不思議と気持ちまで重くなることがあります。
でも実は、この状態は気合いや根性の話ではないと言われています。
本当のところは、やる事が多すぎて頭の中が散らかり、どれから触ればいいか分からなくなるだけなんです。
僕自身、いろんなタイプの人の相談に乗る中で、どのタイプでも「やる事が増えた時」に同じような止まり方をする瞬間があるのを何度も見てきました。
だからこそ、こういう時に大きなことへ手を伸ばそうとすると、さらに構えてしまい、気持ちがより重くなることもあるんです。
このループから抜ける一番軽い方法は、大きな事ではなく“すぐ終わること”から入ることだと言われています。
“すぐ終わること”から触ると戻りやすい理由
行き詰まっている時は、大きな判断をするほど気力が必要になります。
その一方で、小さなことは決める負担がほとんどなく、終わりがはっきり見えるので入りやすいんです。
たとえば、紙を一枚捨てるとか、テーブルの角だけ整えるとか、メールを一行だけ返すとか。
ほんの数十秒で終わることでも、やってみると気持ちが少しスッとします。
僕がこれまで個人で関わってきた方でも、「小さなことを一つやったら、そのまま次に進めた」という人がとても多くいました。
これは、行動そのものがすごいわけではなく、“頭の散らかりがひとつ減る”ことに意味があるからです。
そして、この小さな一歩が積み重なると、気づかないうちに全体の散らかりがゆるんでいきます。
決して大げさな方法ではありませんが、行き詰まっている時にこそ効きやすいと言われています。
「いまの自分でも触れそう」と思うことから軽く始める。
たったそれだけでも、流れが戻り始めることがあるんです。
“入りやすい小さなこと”は人によって違う
人はみんな同じように見えて、実は「入りやすい小さな作業」に違いがあります。
たとえば、誰かのことでちょっと気になっている部分を片づけるとラクになる人もいます。
小さな違和感を取ると、そのまま進めるタイプの人もいます。
内容よりも「いま自分が扱えるもの」を選ぶほうが動きやすい人もいます。
段取りの乱れを少し整えると、全体が見えやすくなる人もいます。
目についたところをサッと触るほうが、入りやすいタイプの人もいます。
時間で区切れる小さな作業を選ぶと、すんなり入れる人もいます。
どれが正しいとか間違いとかではありません。
むしろ大事なのは、自分が自然に入りやすい形を知っておくことなんです。
もし今、「どうにも引っかかっている」と感じるなら、WordPressの本編ではこの“タイプごとの入り方”をもっと分かりやすくまとめています。
大きく動く必要はありません。軽く触れられることをひとつだけで十分です。
その一歩が積み重なれば、止まっていた流れは静かに戻っていきます。
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