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この記事はメインブログの2025年11月17日に投稿した『行動できない日でも進める“今すぐできる小さな一歩”』を抜粋したものです
なぜ行動できない日が続くのか
やる事が頭では分かっていても、どこから手をつければいいのか決められない日があります。
その状態を「意志が弱いから」と受け取ってしまうと、さらに気持ちが重くなるだけです。
実際には、自分のことより人のことを優先しやすい性格の人ほど、状況に左右されやすくなるため、自分のための一歩が選びづらくなることがあります。
これは性格の良し悪しではなく、これまで大事にしてきた関わり方の延長にある自然な反応です。
そして、この“選びづらさ”には共通の誤解があります。
ひとつは「大きく進めないと意味がない」という思い込みです。
もうひとつは「完璧に整っていないと始められない」という理解のパターンです。
これらが重なると、行動のハードルが想像以上に高く感じられます。
実は、行動できない日の多くは能力や気力不足ではなく、最初の一歩の“見立て”が重くなっているだけなんです。
この視点を持つだけで、これまでとは違う選び方ができるようになります。
“今すぐ終えられるひとつ”を選ぶ意味
行動できないと感じる日ほど、大きな行動をしようとすると逆に止まりやすくなります。
そんな時に役立つのが、「今すぐ終えられる小さなやる事をひとつ選ぶ」という考え方です。
この“ひとつ”は量ではなく、状態を切り替えるためのスイッチの役割を持っています。
たとえば机の端を整える、紙を一枚捨てる、メモを一つ書き直す。
どれも数分で終わるものですが、その小ささがむしろ大きな意味を持ちます。
気持ちが重い日は、思考も一緒に止まりやすくなるため、選ぶ基準が大きいほど迷いやすくなるからです。
小さくて終わりが見えるものは、負担を感じる前に完了できるため、気持ちが軽いまま動けます。
すると、「今日はこれで十分」という感覚が生まれ、自己否定の流れを断ち切ることができます。
この軽さこそが、次の選択を自然に選びやすくしてくれます。
もし合うようなら、今日の中で“今の自分でもできそうなひとつ”を見つけてみてください。
小さな一歩が未来の見え方を変える
小さなことをひとつ終えただけで、本当に変わるのかと感じるかもしれません。
ですが、日常の流れは劇的な変化より、静かな積み重ねのほうが大きな影響を持ちます。
終わらせた“ひとつ”があるだけで、その日の区切りが明確になり、気持ちの中に「今日はここまでできた」という安心感が生まれます。
その安心感は、次の選択を決めるときの迷いを減らし、自然に前へ進む感覚へつながります。
大きな決意よりも、選べることが増える感覚のほうが、長い目で見て心の負担が少なく、継続につながりやすいからです。
あなたがこれまで大事にしてきた優しさや気配りと矛盾しない形で、自分のための小さな一歩を混ぜていく。
それだけで、暮らしの見え方が静かに変わっていくことがあります。
もし今日が「できる日」だと感じるなら、無理のない範囲でひとつ選んでみてください。
その小さな選択が、未来の流れをそっと開いてくれるかもしれません。
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