私、教員生活25年とは言っておりますが・・・
実はもっと長いです。
産休・育休をほぼ3年間取っておりますので、書類上は教員になってから28年・・なんです。
そんな長ーい教員歴を、ちょっと振り返ってみようかなあ~と思います。
まずは、私の生い立ちから。
マグロで有名な、三浦三崎で生まれ育ちました。
両親は、小さな八百屋を営んでおりまして、その4人姉妹の末っ子として生まれました。
頑固で短気だけど子煩悩な父
優しくて、かなり天然な母
TAぞろいの姉たち
それから祖父母に猫・・・
8人家族で、ごちゃごちゃと育ちました。
姉たちは皆美人で優秀、目立つ存在。
美人3姉妹の4番目・・・と言われたカスミの気持ちがよくわかる
ポケモンヒロインの中では、カスミが一番好き
私が姉たちと唯一肩を並べられるのが、勉強だったのです。
・・・と言っても、家ではろくに勉強したことはありません。
「勉強する暇があったら、店を手伝え!」
が、我が家の家訓だったのです・・・。
小学生の頃から、注文を受けたり接客したり配達したりしてました。
「配達に役立つから」という理由で、
学校をサボってバイクの免許を取りに行くのを薦めたのも父でした
それでもなんとか、地元公立高校から横浜国立大学教育学部に入学。
この時点では、教員になるつもりはありませんでした。
ではなぜ教員養成大学である、この大学を選んだか?
一番安かったから-!!
我が家に経済的余裕がないことがわかっていたので、
一番安上がりな大学を選んだまで・・・なのです。
ちなみに、2年生からは授業料免除措置を受けて、ただで大学に通いました
さて、そろそろ就職を考える時期になりまして・・・
特にやりたい仕事もなく、公務員になろうかな~・・などと、ぼんやり思っておりました。
そんな大学4年生の6月、母校である小学校に4週間の教育実習に行きました。
4週間も~・・?
長い。
きつい。
面倒くさい。
・・・そう思っていたのですが・・・・
最終日には、涙、涙。
子どもたちと過ごした時間の楽しかったことと言ったら。
よし、私は先生になる!!
と決めたのは、この時でした。
・・・・遅っ・・・
続きます。