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関東で探すことになった両親の住まい。
検討していた引越し先は
北関東戸建て探し→((迷走))→東京の老人ホーム
へと変わり、ケアハウスへの入所が決まりました。
次男タカユキは術後順調に回復し、予定通り退院できました。
両親の引っ越しもなんとか進んでいるようでしたが、何やらいろいろと問題が起きているようです。
前回のお話はこちら
父
「そっちに引っ越したら詳しく話すけど
いろいろ問題があるんだよ」
私
「…そうなの?
何の問題なの?」
父
「お母さんがな、
引っ越しで荷物を
箱に入れてるんだけど
夜中にあれがない、これがないって
2時ぐらいまでカサゴソやってるんだ…」
私
「毎日そんな夜更かしなの?」
父
「なんかどうもなぁ…
時間の感覚がちょっと違うんだ」
私
「そうなんだ…」
父
「この前は通帳がないって
夜中に騒ぎ出してな」
私
「なくなったの?」
父
「まあ、出てきたんだけど
自分でしまった場所が
わからなくなるんだな…」
私
「…そんなことになってるの?」
父
「ああ、それで、
通帳が無くなったら困るから
俺が預かっておいたんだ…」
私
「うん、その方がいいかも」
父
「そうだろ?
引っ越しも近いしな
通帳なくなったら困るから。
そうしたらな、お母さんが
通帳を俺に取られたって
ものすごい剣幕で
怒り出すんだ」
私
「通帳は預かるっていう
話はしたんだよね?
お母さんもわかってて
預けたんじゃないの?」
父
「その時はそうなんだ。
それが次の日にはな、
通帳返せ!
私の通帳を取り上げるな!
ってなあ…
すごい剣幕なんだ」
私
「えぇ〜、預けたこと
忘れてるの?」
父
「毎日返せ返せってな…
だから…返した」
私
「ええっ!!
また無くしちゃうじゃん!」
父
「もう知らん」
いや! 知らんじゃなくて〜!
その状態で引っ越し準備…進んでいるの?
私
「引っ越し準備、大丈夫?」
父
「いやー…。まあ
少しずつはやってるけどな
何がいるんだかいらないんだか
おれにはわからん」
私
「ちょっと、手伝ってあげないとね」
父
「……」
思った以上に母の症状が悪化しているようで、父も持て余しているようでした。
銀行口座の暗証番号もわからなくなり、通帳もどこにしまったかわからなくなる。
認知症としてはよくあることかもしれないのですが、ここまで進行しているとは思わず、引っ越し直前になってケアハウスでやっていけるのか心配が増していきました。
しかし、もう契約もしているし、今の段階では、経済的に考えても長期的に介護施設のお世話になるわけにも行かず、なんとかケアハウスでやっていくしかないのかもしれません。
この状態で、引っ越した後どうなるのか…。
モヤモヤしながらも、もう進行するしかないのでした。
タカユキの留学準備
手術後、順調に回復し、無事退院した次男タカユキ。
退院後にビザ発行のための面接を受け、渡米前に必要な手続きを進めていました。
どデカいスーツケースを購入し、洋服を買い、靴を買い…
物価が恐ろしく高いアメリカでなるべく物を買わずに済むよう、必要な物を買い揃えました。
そしてクレジットカードも届き、ふと思いました。
現地でのお金の引き出しはどうなるの?
全てクレジットカードで決済できるわけでもないので、現金の引き出しは必要になります。
日本のメガバンク、三菱UFJやみずほ銀行だと、現地で引き出しできないのでは?
もし、できたとしても手数料がすごく高そう。
次男の渡米でもまた別の銀行問題が浮上しました。
出国までもうあまり時間がないのでこちらも解決しなければ。
そして、両親の地銀の通帳などを紛失した場合、どうなるのかも調べておかなければなりません。
もし非常に面倒なことになるのなら、母に理不尽に怒られながらでも、父に通帳とカードを管理しておいてもらわないと…。
時間が自由になるとはいえ、私にも仕事があります。そして家事も…。
両親のできないことを何もかもやってあげられるわけではないのです。
私の仕事と自分の家族のこと、そして両親のフォロー、無理なくやっていけるよう、こちらも良く考えておかなければならないようです。
そして両親の、特に母のお金の管理、今後の大きな課題になりそうです。
いろんなことが目まぐるしく進行していく中、大安吉日の家電の配送日が間近になりました。