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関東で探すことになった両親の住まい。

 

検討していた引越し先は

 北関東戸建て探し→迷走→東京の老人ホーム

へと変わり、ケアハウスへの入所が決まりました。

 

両親の引っ越しが近づき、次男の留学もマジかな時期

なんと次男が肺気胸になってしまいました。

 

 

前回のお話はこちら下矢印

 

 

手術するか、それとも自然治癒に任せるか。

 

次男タカユキは、私と医師に選択を迫られ、さらに追い込まれたような表情になっていきました。

 

 

タカユキ

「えー…、手術はしたくない」

 

「何言ってんの、やった方がいいでしょ!」

 

医師

「まあ、無理にとは言わないから。

手術しないならしないで、

自然に塞がるのを待つしかないですね」

 

タカユキ

「はい、待ちます」

 

「いや、手術しなさいよ!」

 

医師

「今決めなくてもいいですよ

手術来週までに決めればできますから

まだ、大丈夫です

それでー…」

 

 

手術を回避して安堵したような表情のタカユキに向けて、お医者様は話し始めました。

 

 

医師

「これからね、治療しますよ

今、肺から空気が漏れて

肺の外に出ちゃってるから

それを吸い出す管をつけますね」

 

タカユキ

「…えっ!!」

 

医師

「これで肺が膨らんでくれば

手術しなくても大丈夫だけど

ダメだったら諦めて」

 

タカユキ

「え!?

え…管つけるんですか?」

 

医師

「ドレーンって言うんだけどね

これで空気を吸い出して

肺が膨らめば大丈夫」

 

「先生、このまま入院ってことですか?」

 

医師

「そうですね。

いや、ほんとにかかりつけの先生、

山田先生ね、よくレントゲンで気づきましたねー

ファインプレーですよ!」

 

 

確かにすぐ発見してもらって良かったです。

 

これが1週間遅れていたら、さらにまずい状況になっていたと思います。

 

 

ですが、この後の展開、どうなるのか先が読めなくなってきました。

このまま入院する次男。

と言うことは着替えとか、必要ってことですよね?

 

 

看護師

「このまま入院になりますけど、

今日は夕食は出ないので、ご準備いただけますか?

あと、下着の着替えとか、必要なものをお持ちください」

 

医師

「じゃ、これから部分麻酔ね

麻酔が効いた頃にドレーン入れるから」

 

タカユキ

「……」

 

戸惑いの表情の次男でしたが、これはやるしかないようです。

医師に促されて次男は処置室に消えていきました。

 

 

 

 

次男の入院と両親の引っ越し

 

 

次男の着替えや充電器、ノートパソコンなどを取りに私は一旦帰宅しました。

 

そして病院へ行く前に、両親の航空券の予約をとったことを思い出しました。

 

両親に搭乗時刻の説明をして、羽田の車椅子の手配もしておかないと…

 

 

そして次男の渡米のための航空券も取ったばかり。

25万円くらいだったような…

 

もし予定通り行けないとなると、それも無駄になってしまうのかも笑い泣き

 

 

さらに気がかりなのは、渡米のために必要なビザがまだ発行できていない事。

ビザ発行のために大使館で面接を受けなくてはなりません。

 

このまま入院して、次男は大使館に面接に行けるのだろうか?

 

 

 

 

私は両親には次男のことは言わないことにしました。

きっと心配するだけだし、今は自分たちのことだけでも精一杯だと思うから。

 

両親のことも気になります…真顔

 

父は今度こそちゃんと契約書を書けるだろうか?

 

そして引っ越し準備は進んでいるんだろうか?

 

特に母の荷物…

 

そんなことを考えながら、私は再度次男の病院へ向かいました。