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関東で探すことになった両親の住まい。

 

検討していた引越し先は

 北関東戸建て探し→迷走→東京の老人ホーム

へと変わり、ケアハウスへの入所が決まりました。

 

引っ越しの日が具体的に決まると、次々とやることが出てきました。

 

前回のお話はこちら下矢印

 

 

引っ越してくる両親の

 

丸ブルーケアハウスの部屋の中を整える準備

丸ブルー九州から東京までの移動の準備

 

どれも、改めて考えてみたらすぐにでもやらなければならないことでした。

 

そして次男の留学の準備も並行して進めていました。

 

渡航前に常備薬の処方箋をかかりつけの病院で出してもらったり、ビザ申請のための戸籍を取りに行ったりと、雑用が増えてきました。

 

その日も雑用をこなした夜、家族で外食をすることにしました。

 

そんな時、食事をしながら次男がこんなことを言い始めました

 

 

タカユキ

「何が胸が痛いんだよね。

何だろうなこれ」

 

長男 太一

「なにそれ?筋肉痛?」

 

タカユキ

「いや、なんか…

今までこんな痛みってなかった」

 

「胸が痛いって、どのあたりが?」

 

タカユキ

「鎖骨の下くらいなんだよね

なんだろうな…」

 

 

次男タカユキの胸の痛みは気にはなったものの、私は両親の移動のためのチケット予約のことに気を取られていました。

 

外食から戻り、父に東京までどうやって来るのか電話で聞いてみました。

 

 

 

九州からの移動手段

 

「九州から東京までは新幹線でくるの?

飛行機にする?」

 

「新幹線は時間がかかるから、

飛行機にしようと思ってる」

 

「飛行機ね。だったらもう

チケットとっておいた方がいいね」

 

「そうか。

ただちょっと心配なのは

お母さんなんだ。

そっちの空港は広いんだろ?」

 

「そうだね。飛行機降りてから

空港内を結構歩くかもね」

 

「それをお母さんが歩けないかもしれない

 

 

私もそれを心配していました真顔

 

今回、両親2人だけで移動する予定で、付き添いの搭乗はできません。

私は羽田で2人を迎えることになります。

 

 

「お母さんが、杖で歩くとしても

あんまり距離があると歩けんな。

車椅子を空港で用意してもらえるか?」

 

「そうだね、羽田にあると思うから、聞いてみるよ」

 

 

やはり母は車椅子での移動になりそうです。

 

手荷物は減らすとしても、東京に到着した当日使う着替えなどもあるので、手ぶらでくることは難しいと思います。

荷物を抱えてさらに杖での移動は、同乗する父にとっても負担が大きくなりそうです。

 

高齢者2人が移動するとなると、それなりに準備が必要になりました。

 

 

「あと、引っ越し屋が、

その日に来るんだ

 

「え、移動の当日くるの?ポーン

 

「当日まで布団がないと

こっちで寝られないだろ」

 

 

布団…。

 

 

 

東京で新しいものを買えば運ばなくてもいいのでは?

 

と思ったのですが、父にはこだわりがあるようで、今使っている布団を東京に持ってきたいようです。

 

それにしても、移動日の当日に引っ越し業者がくるとは思っていませんでした。

 

 

「引っ越しの作業って、

朝から何時くらいまでかかるの?」

 

「うん、業者に聞いたら

昼には終わるらしい」

 

 

ということは3〜4時間くらいだろうか。

あの荷物をどの程度運ぶのかは分かりませんが、事前に段ボールに詰めておけば、そのくらいの時間で済むのかもしれません。

 

 

冷蔵庫や洗濯機などの家電は置いて来るので、意外と運ぶものは少なくて済むのかも。

 

 

「じゃあ、午後の便で飛行機の予約取るね」

 

「暗くなる前に

施設には到着できるだろ?」

 

「それは…、どうだろう?

空港から車でも結構かかるし…」

 

「遅い時間に行くのは嫌なんだ

夕方、早めに施設に着きたい」

 

 

夕方早め…?

 

だったら

なんで移動日に引っ越し作業するのよ!

 

私はだんだんイラッとしてきました。

 

 

「まあ、なるべく早めの便を予約するけど

引っ越しは昼にはちゃんと終わるんだよね?」

 

 

私は夕方着くかどうかより、引っ越しが終わるかどうかの方が心配です。

 

到着時間は道路の混み具合もあるので、実際何時ごろになるのかは分かりません。

 

「業者がそう言ってるんだから終わるだろ」

 

「施設に到着するのが

遅くなるのが嫌なんだったら

到着した日はホテルに泊まって

次の日に施設に行ったら?」

 

「いや、ホテルは余計疲れる。

着いたら施設で寝たい」

 

「あ、そう…。

じゃあ、まあ、午後早めの便にするけど

時間に余裕持って、遅れないようにしてね」

 

 

そう言って父との電話を終えましたが…チーン

 

ぎりぎりまで自分の布団で寝たいとか、

 

早めに到着したいとか、

 

ホテルは嫌だとか

 

結構ワガママ言ってますよね??

 

 

自分の布団で寝たいから、移動日に引っ越し作業って…

布団、そんなに重要なんでしょうか…

 

なんだかモヤモヤしながらも航空券の予約をしていた時、次男がこれから病院に行くと言い始めました。

 

 

タカユキ

「なんか、今まで感じたことない

痛みがずっと取れないから

病院に行ってみる」

 

「まだ痛いの?

何の痛みなんだろうね」

 

 

少し気になったものの、風邪か、またはどこかの筋肉が炎症を起こしているのか、そんな事だろうと思っていました。

 

それにしても、鎖骨の下が痛いって何だろうな。

 

そう思っていた時、病院に行った次男から電話がありました。

 

 

タカユキ

「大きい病院紹介するから、

これから行って検査してもらえって」

 

「え!!そうなの?」

 

軽く考えていた私は、急に心配になってきました。

 

次男は一旦帰宅してから紹介してもらった病院に行くというので、私も付き添って病院へ行くことにしました。