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関東で探すことになった両親の住まい

検討していた引越し先は

 

北関東戸建て

東京中古マンション購入

東京賃貸マンション

北関東の施設

 

でしたが、東京の老人ホームを探すことになりました。

 

ケアハウスの資料と高齢者向け住宅の資料、どちらも両親のもとに届き、検討していた父。

予算的にはケアハウスかなと思うのですが、どちらにするにしても母の認知症問題があります。

 

 

 

 

ケアハウスか高齢者向け住宅か

 

 

予算的にはケアハウスの方がかなり有力ではあるものの、父は要介護状態になった時、ケアハウスだと退去しなければならなくなることを心配していました。

 

自立型の施設なので、介護度が重くなればそれは仕方ありません。

 

次に見学予定の高齢者向け住宅の資料を読みながら整理していた時、また父から電話がありました。

 

「この前のとこだけどな」

 

「和室がないとこ?」

 

「そう、警備員が来るところだ」

 

 

父は高齢者向け住宅のことを言っているようです。

 

 

「うん、あそこどう?」

 

「やっぱり、ちょっと高いな。

あと毎日弁当になるのもなんだかな」

 

「そうだねぇ。

お母さんが毎日料理作れないとなると

昼も夜も弁当かもね」

 

「だったらケアハウスの方が

食堂があるからいいように思う。

それで料金も10万円以上安いし」

 

「そうだよね。

5万円くらいなら、広くて綺麗で

要介護になっても住んでいられるところが

いいかもと思ったけど、

10万円以上金額違うとね…」

 

「うん、だからケアハウスに申し込もうと思う」

 

「もう決める?

来週もう一つ見に行こうと思ってたけど。

そこは和室もあったよ?」

 

「そうか。

そこは、いくらくらいのところだ?」

 

「高齢者向け住宅だから、

ケアハウスほど安くはないけど、

多分25〜6万円はするんじゃないかなぁ」

 

「うーん…。

そこは、お前はどう思う?」

 

「まだ見てないからわからないな。

住んでる人の雰囲気とかもあるからね」

 

 

私の意見で良し悪しを決めると、後でまた文句を言われそうなので父には私の主観はあまり伝えないようにしています

 

 

今まで施設の情報を伝える場合も、それが

 
・どんな場所か

・周辺にどのようなお店があるのか

・施設内ではどんな催しがあるか

・食事はどうなるか

 

などを中心に伝えました。

 

 

そしてそこに暮らしている人たちが、どんな生活をしているのか、外出が多いとか、お弁当をとっているとか、他の人の日常生活を伝えるようにしました。

 

そのような情報と写真だけでも両親は、一応自分たちに合う合わないの判断ができたようです。

 

 

 

 

 

入居の際に重視するもの

 

 

「ケアハウスの写真を見て

和室が良かったのと、部屋の間取りも

使いやすそうでいいと思ったんだ」

 

 

高齢夫婦にとって個人のプライベート空間は意外と重要なようです。

ケアハウスの間取りは2LDK

 

扉を閉めれば個室のように使え、昼寝したければ寝れる、自由なプライベート空間になります。

 

長年一緒に暮らした夫婦にとって、相手が視界に入らない、個人のスペースが欲しいようです。

 

 

以前サ高住の見学に行った際に、夫婦2人部屋は喧嘩になって退去、または別室に移動というのが多いというお話を聞きました。

 

若いカップルにとっては、狭い部屋に2人でいるのも楽しいのかもしれませんが高齢夫婦となると…。

かなり苦痛なのはなんとなく想像できます。

 

 

見学に行った高齢者向け住宅の間取りは1LDK

この間取りの場合、寝室は一緒になるか、どちらかがリビングの隅でベッドで寝る、という使い方になりそう。

 

 

そもそも、見学に行った1LDKの高齢者向け住宅のお部屋は1人用のお部屋。

そこに2人で住むので少し無理があるのかもしれません。

 

 

「間取りね。

確かに2LDKの方が使い勝手いいかも。

広さは1LDKの高齢者向け住宅の方が少し広いけどね。

今度見に行こうと思ってたところも1LDKなんだよね」

 

「そうか。だったら

ケアハウスの方がいいな」

 

「そうする?

ケアハウスも空室はこの前見た

2人部屋の1室だけだったから、

もしここにするなら早めに

申し込んだ方がいいかもね」

 

 

実際には部屋を見ていない両親ですが、このまま資料と写真とで決めるようです

 

 

基本的にはどの施設でも、一度、入居希望者本人が見に来てくださいと言うお話をされました。

 

おそらく入居者本人たちが一度も現地を見ず、申し込みをするのは珍しいと思います。

 

 

見るだけではなく、体験入居をしてください、と言う施設もありました。

 

そう言うところは2〜7日ほどその施設に宿泊して生活してから入居の申し込みと言う流れになっていました。

 

そういった体験入居をしているところでは、実際に体験してみて、やっぱり合わないと言う方がおられると言うことでした。

 

そう言ったミスマッチを防ぐために、確かに1週間ほど入居できた方が良いと思います。

 

 

私も、本当にこのまま施設を見ずに、申し込みをしてしまっていいんだろうか?

もしかしたら、住んでみて1ヶ月も経たないうちに、

 

何か違った、やっぱりここは嫌だ

 

などと言い出すのではないか、と心配になりました。

 

 

なので、「体験入居というのがあるよ」と両親に話したのですが、九州から東京へ来るだけで大変だから、体験のために来るのは面倒だし、体力的にも負担が重いようで、したくないということでした。

 

 

両親ともに、金額的にも間取り的にもケアハウスが良い

ということなのでこのまま申し込みを進めることにしました。

 

私としても、あまり社交的でない両親にはケアハウスの方が合っているように思えました。

 

 

さて、そうなると問題は母の認知症の症状

 

認知症、と言っても、診断されたわけでもなく、介護保険申請の調査でも認知症は認められませんでした。

 

この状態ならギリギリいけるかも…。

と祈るような気持ちでケアハウスへ、入居申し込みの連絡をしました。

 

…が、そんな私の不安を察知するかのように、ケアハウスの職員の方に電話で両親について、いくつかの質問をされました。