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関東で探すことになった両親の住まい

検討していた引越し先は

 

北関東戸建て

東京中古マンション購入

東京賃貸マンション

北関東の施設

 

でしたが、東京の老人ホームを探すことになりました。

 

ケアハウスの写真と資料の郵送に続いて、高齢者向け住宅の写真と資料も送っていました。

それが届いたようで、父からまた電話がありました。

 

 

 

 

 

父の高齢者向け住宅の反応

 

 

「また写真が届いた。

今度のところは食事は付かないんだろ」

 

「そう。

食事は弁当を頼んだり外食したり

自分たちで作る人も多いみたい」

 

「まあ、弁当でもいいけどな。

お母さんはもう多分料理は

そんなにしないと思う」

 

「そうか。

今も料理はしてないの?」

 

「たまにする時もあるけどな

…もう、前みたいには」

 

「そうなんだ」

 

「もう…

味が…、変わってしまって」

 

「……」

 

 

前回帰省した際に、そういえば母は着替えも身支度もかなり時間がかかっていました。

 

少し前のことを忘れてしまうので身支度に時間がかかってしまっていたようで、だとすると料理もできなくなるかも。

 

 

味付けが変わったということは、お砂糖入れたかな?みたいな感じで、調味料の入れ忘れや、2度入れてしまったりとか、そういうことが起きているのかなと思います。

 

 

 

 

「食事はじゃあ、お弁当になるのかもね」

 

「弁当は、ここの職員の人が

注文してくれるのか?」

 

「いや、各自で頼んでるみたい。

でも職員の人に注文してもらう

こともできるって言ってたよ」

 

「あぁ、そうなのか…。

しかも職員は昼しかいないんだろ」

 

「そうね」

 

「ALSOKって警備じゃないか」

 

 

父はなんだか不満があるようで、文句を言い始めました。

 

 

「ALSOKってテレビでやってるあの警備員だろ」

 

「あの防犯の警備員みたいな格好でくるかは知らないけど」

 

「具合悪い時に呼んで

あんな警備員が来ても

しょうがないだろ!」

 

 

いつも思うのですが、不満があるのだとしても

私に文句言ってもしょうがないんですよね!!

 

 

最近はいつもこのパターンで、父との会話がだんだん面倒になってきました。

 

父は妹と話す時は楽しそうなのですが、私と話す時は半分文句まじりなのが、私をムカつかせるのですムカムカ

 

 

 

「私が住むわけじゃないから、

好きな所に決めてよ。

ところで…」

 

 

私は話を変えたいこともあり、気になっていた妹のことを聞いてみました。

 

 

「ユウちゃんから何か連絡あった?」

 

「…ユウ子からは、ない」

 

 

熱心に北関東への引越しを勧めていた妹。

しょっちゅう帰省して両親に東京の悪口を言ったり、北関東の住環境の良さをアピールしていたのですが、東京にすると決めてから、妹からは連絡がないようです。

 

 

「そっちに帰ってないの?」

 

「…ユウ子は…、しばらく帰ってこない」

 

「…あ、そうなの?」

 

 

父は妹の帰省を毎回とても楽しみにしました。

私が電話すると、いつも妹の帰省の予定を話していました。

その時に買い物に行ける、と、とても嬉しそうに父は話していたのですが。

 

東京にするなら、もう知らない

 

ってことなんだろうか??

 

 

妹は私にも何も言ってきません。

ですが、東京の老人ホームは高いからきっと決まらないだろう。と思っているのかもしれません。

 

 

「お前のところには、

ユウ子から何か連絡あったか?」

 

 

父はやはり妹から連絡がないことを気にしているようでした。

 

 

「いや、うちには何もないよ」

 

「…そうか…」

 

 

明らかにがっかりしている父

ちょっと笑えます。

 

 

「来週、もう一つ、今回送ったみたいな

高齢者向け住宅の見学予定があるから

今回送った資料、よく見て検討してよ」

 

「なんかここはなぁ…

畳の部屋もないじゃないか」

 

「まあ、資料見て、

お母さんと相談して決めて。

じゃね」

 

 

また父の文句が始まりそうだったのでさっさと電話を切りました。

 

電話のたびに、文句はあーだこーだと次々に出てきて、段々その怒りを私にぶつけ始める父。

 

 

でもいつも思うのですが、こういう時って

 

「世話かけて悪いな」

 

とかね。

 

 

文句言うにしても、

「色々探してくれて悪いんだけど」

 

とかね。

 

 

普通は言うもんだと思うんですけどね。

 

 

今回もまた、父からの感謝の言葉もなく、

時間取らせて悪いね、の気遣いもない。

 

 

畳の部屋に住みたいんだとしても、

 

「ここは畳の部屋もないじゃないか」

と文句を言うんじゃなくて

 

「畳の部屋の方がいいなあ」

って言えば良くないかはてなマーク

 

 

ちょっとしたことだけど、歳とって人の世話になるって、こう言う気遣いできないとダメだと思うんです。

可愛げのない年寄りは嫌われますよ!

 

と、両親のみっともない姿を見て

私は可愛げのあるおばあちゃんになろう!

と思ったのでした。

 

ほんと、良い勉強になります。