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東京で探すことになった両親の住まい
検討していた住まいは
北関東戸建て
↓
東京中古マンション購入
↓
東京賃貸マンション
↓
北関東の施設
でしたが、東京の老人ホームを検討していると言われました。
北関東でさえ予算オーバーだった高齢者施設。
そして、以前両親と話した時は、施設に入りたいと言ってなかったのですが、なぜか施設を検討しはじめたようです。
私たちはこたつ布団を積み込み次男の運転でコンランドリーへ出かけました。
しかし、このこたつ布団、今洗濯しても、もし施設に入るのなら持っていけない気がするのだけど…
車で出発して少しすると母は私たちにこんな質問をしてきました。
母
「これからどこに行くの?」
タカユキ
「え!」
私
「これからこたつ布団を
洗濯するために
コインランドリーに行くよ」
母はさっき話した今日の予定を記憶できていなかったのです。
母
「あらそう?
私車に乗って待ってていい?」
私
「うん、車で待ってて」
その後母は、バッグの中をゴソゴソ探し物をしはじめました。
母
「ないわぁ…
入れてきたと思ったんだけど。
おかしいわ」
私
「何探してるの?」
母
「お財布をね
入れてきたと思ったんだけど」
父
「お金なら
あとで渡す」
母
「あらそう?
おかしいわね
入れたはずなのに」
母はその後もまた
母
「おかしいわ
入れたはずなのに…」
私
「お母さん、
何探してるの?」
母
「お財布をね
ここに入れたはずなんだけど
あとお金を入れた
封筒があったんだけど
中にお金が入ってないのよ」
私
「お金はお父さんが
あとで渡すってよ?」
母
「あらそう?
お父さん、お金持ってる?」
父
「ああ、あとで渡すから」
母
「よかった、じゃあ
お財布なくてもいいわね」
お母さん…
ほんの少し前のこと
ほとんど覚えてない?
そして無言の次男タカユキ。
母
「それで、これから
どこに行くの?」
私
「……」
お母さん…
何回聞くのよ?
コインランドリーにて
コインランドリーに到着し、大量の洗濯物をランドリーに押し込みながらタカユキは言いはじめました。
タカユキ
「おばあちゃん、
やばいじゃん!」
私
「何だか、だいぶ
わかってないみたいね〜」
タカユキも祖母の短期記憶がかなり怪しいことが気になったようです。
私
「まあ、でも
タカユキのことは
しっかり思い出したみたいで
良かったよ」
タカユキ
「まあ、それはそうだけど…」
私もタカユキ以上に母の様子に衝撃を受けていました。
これはすぐにでも病院に行ったほうがいいんじゃないだろうか。
しかし病院嫌いの母。
どんなに膝が痛くても病院には絶対に行かないと言い張っていました。
困ったな…
コインランドリーで用事を済ませた私たちは、買い物へ出かけました。
そしてそこでもまた、母のおかしな言動が続いたのです。