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東京で探すことになった両親の住まい

検討していた住まいは

 

北関東戸建て

東京中古マンション購入

東京賃貸マンション

 

に変わり、両親にも

東京に来てくれるよう話をしてきましたが

妹がなぜか介護施設にしようと言い始めました。

 

 

そして度々妹は出張のついでに帰省しており

今でもまだ両親へ北関東に引っ越してもらうよう

話をしているようなのです。

 

 

「場所が不便なところでさえ30万くらいかかりそうだし、

今、自立してる状態なのに、施設に入らなくてもいいでしょ。

何か、どこか探したの?」

 

「施設、見てるよ」

 

「いくらだった?」

 

「やっぱり25万はかかる」

 

「私も見たけどそのくらいか、

食事全部つけるともっと高かったし

だから前にも無理だねって結論だったよね?」

 

「反対なのはもうわかった。

そんで、おねーちゃん

施設に悪いイメージ持ちすぎ」

 

「私が言ってるのはイメージの話じゃなくて

お金!今後のお金のこと!」

 

 

 

 

焦る私

 

 

この調子で妹と言い争うのはもうやめよう。

こっちで勝手に決めてしまおう、と

 

私は急いでAマンションの不動産会社に連絡しました。

 

が…

 

 

不動産屋

「あ、Aマンション…?

昨日申し込みがあって

もう契約進めてるんですよ

 

あそこ結構人気で、すぐ決まっちゃって

 

また似たような物件あったら連絡しますね」

 

 

くぅ〜〜っ

間に合わなかったー笑い泣きアセアセ

 

 

やはり、安いこともあって

いい部屋はすぐに決まってしまいます

 

 

気を取り直して私は複数の不動産会社に希望条件を伝え、

入居者募集が出たらすぐに連絡をもらえるようにしました。

 

 

早く東京で賃貸マンションの契約を決めたい!

 

 

早く決めないと

また妹が両親にいろんな東京の偽情報を吹き込んで

両親の気が変わってしまうかも…

 

私は今後のことを考えて焦ってきました。

 

 

 

 

 

 

母からの手紙

 

 

そんな時、母から手紙が届きました。

 

そういえば、

私の長男太一が

お菓子を贈ったことへの

お礼の手紙を書いていると

母が言っていたのを思い出しました。

 

それから随分経っているのですが…

 

 

母からの手紙は長男太一に宛ててのものでした。

 

 

いつもどおり、達筆な母の手紙。

文字だけ見るととても認知症には見えません。

 

短いながら文章もしっかりしていて

 

季節の挨拶に続き、お菓子のお礼

父との最近の暮らし

孫の成長の喜びなどが書いてありました

 

そして私のことも…

 

 

    

 

 みんみんは、

 太一くんにとっては母ですが

 

 私たちには、

 やはり大切で可愛い娘です。

 

 

 気だてがやさしく、

 親である私たちを心配して

 遠いところまで

 来てくれます

 

 

 私たちが引っ越す前に、

 一度、太一くんも家族揃って

 九州に遊びに来てください。

 

 お礼が遅くなってごめんなさい

 

おばあちゃんより

 

 

 

 

 

お母さん…

 

泣ける…笑い泣き

 

やはりまだ九州にいたいのか

文章から少し残りたい気持ちが伝わりました

 

便箋2枚の手紙でしたが、これを書くのに数ヶ月かかったようです。

 

 

お母さん、

大丈夫だろうか…

 

 

そして手紙の最後の追伸の文章…

 

これを読んで

母の様子がかなり悪いことがわかりました。