妹に母の様子を伝えたのですが

 

妹「あー、お菓子と一緒に

  名刺と手紙送ってたね

  まあ、あれくらいの年だと

  忘れちゃうんだろうねー」

 

という、予想外に軽い反応…真顔

 

 

「あの戸建てのことだけど

 今度の日曜日に重要事項説明があるから、

 一緒に聞いてほしい」

 

「そのとき、マサルくんも家を見にくるからウインク

 

 

妹は戸建ての購入を着々と進めていました

 

両親にも家の写真を見せ、

畳の部屋があってお風呂もピカピカキラキラ

買い物も便利だよ!

 

と説明して両親も納得したようでした

 

 

私は母の電話のことが

すごく気になっていたのですが

妹はスルー真顔

 

妹は母の状態が気にならないんだろうか?

 

なんだか自分の妹なのに

よくわからなくなってきました

 

 

妹のダンナが家を見に来た

 

 

不動産屋へ戸建ての重要事項説明を受けに行く日

妹のダンナが一緒に家を見にきました

 

妹「ごめんごめん、寝坊しちゃった」

 

駅で待ち合わせていたのですが、

二人は寝坊したらしくめずらしく遅刻してきました

 

私「こっちこそ、休日にごめんね」

 

 

現地に到着し、不動産屋さんに家を見せてもらいましたが

 

妹のダンナは到着してすぐ、

 

右差し 床下換気口を懐中電灯で照らして床下チェック

 

右差し 天井裏も開きそうなところを開けてチェック

 

右差し​​​​​​​ 雨樋をチェック

 

そして

義弟「隣の家のツタが伸びてる

   これ毎週刈ったほうがいいね

   特に夏は伸びるの早いから」

 

妹「そうだね、あと雑草も伸びそう」

 

ツタを刈る??

 

それは一体、誰がやるの?

高齢の両親?

 

もしかして妹のダンナ!?

 

 

その後も続く続く、

ダンナさんのチェック

 

右差し 2階のベランダもチェック

 

右差し 階段上の照明の取り替え方も不動産屋に質問

 

家の隅々まで…

 

これはまるで、

自分の家を買うみたい…

 

もしかして、妹のダンナさんは

毎週来るつもりなの??

 

妹「今度マサルくんと

  家具を見に行ってくるね!」

 

テーブルを買って、

棚を買ってラブ

と嬉しそうな妹

 

ですがこの家はあなたたち夫婦が住むのではなくて

両親が住むんですよ?

 

私に、たまーーに顔出すだけでいいよ

といった妹

 

新居を買いにきた夫婦のように

楽しそうな妹

 

私、やっぱり邪魔者なのかも知れない

 

(つづく)