昨年12月 21日に骨粗鬆症で背骨を骨折して入院した母が、今日からリハビリで歩く運動を始めたそうです。


「スローではあるけど、ちゃんと動けてる」と姉が報告してくれました。




実は、12月28日、緊急手術をしたんです。


入院からずっと寝たきり状態だったのを リハビリのため身体を動かしたら、足の付け根に出来ていた血栓が急に良くなった血の流れと共に肺の方まで上がって行ったのです。


足がすごく腫れていたのに気付いた父のお陰で早期発見できたようです。


入院していた病院では手術は出来ないという事で、県立病院に救急車で運ばれ手術となりました。


手術の内容はよく分かりませんが、血栓を取る手術はできないそうで、血栓を止める手術をして薬で血栓を溶かして行きました。



正月が明けて、血栓は溶けて無くなったそうです。


先週金曜日(8日)元の病院に転院。


そして今日からリハビリ。


一安心です。



あの時、父が足の腫れに気付かなかったら、発見が遅かったら、今 母はこの世にいませんでした。


その事を聞いた時、母が死んでしまうんじゃないか。。。と、とても怖くなりました。


怖かった。


すごくすごく怖かった。



何気なく布団をはいで母の足を見た父のお陰で、今母は生きています。


ありがとうお父さん。


父はね、あまりしゃべらない人なんです。


電話した時に父が出たら、少し話をしてすぐ母に代ってもらいます。


何を話していいかわからないし、話が続きません(笑)


昔から、遊んでもらった記憶が無いし、怒ると怖かった。


学校の事を相談した事もないし、話した事もない。


父から学校の事を聞いてきた事もない。


母にも優しい言葉をかけてるところを聞いた事がありません。


かといって、九州男児ではありません。


その父が、毎日母の面倒を見に病院に通っています。


なんだか不思議。。。


お父さん、ちゃんとできるんだ。。。


そんな感じです。


そう言えば、母が胃潰瘍で入院した時もちゃんとできたんだっけ。


あの時は、夜中に母が吐血して布団や何やら血だらけになってるのを見て、動揺しながら震える手で救急車を呼んだらしい。


母は血を吐いたらスッキリして、そんな父を冷静に眺めてたんだって。


まったく、男って血に弱いんだから(笑)


その点女は血に強いですよね。アレのお陰で。




3日に初めて父から電話がありました。


「大丈夫だから心配するな」と言ってくれました。


「お父さんもちゃんと食べてる?」


と聞くと、


「俺はなんでも食うから大丈夫」


と言ってました。


たくましいです(^-^)


お父さん、これからもお母さんの事よろしくお願いします。



お姉ちゃんも、よろしくお願いします。


そしてありがとう。


お母さん、早く歩けるようになるようにゆっくりリハビリ頑張ってね。





なにもできなくてごめんね。。。