こんにちは、プロネイリストの香苑かん美です
今回も私がプロネイリストになった道のりの続きです
前回までの②はこちらをご覧ください↓
そんなこんなでネイルスクールに通いはじめたのですが、
この時担任していただいた認定講師が
神戸でサロンを経営されている方で、
元は表参道の美容室内でネイルをされていた方でした
当時流行りのちょっとかわいい感じのコンサバファッションで
美しく洗練された先生で、いつもアクリルスカルプチャーでロングネイルを付けていて、憧れの先生でした。
この先生の最初の言葉で今でも忘れられない言葉があります。
『このクラスの授業料は安くありませんが、100万円をかけてネイリストになった人は100万円を稼げるネイリストになります。お金を払って基礎から学んだ人はそれだけ稼げます、がんばってください。』
この言葉がある種の迷いを吹き消してくれました。
お金をかけたぶん、稼げるネイリストになろう!そう誓いました。
授業は順調に進み、まずは半年に1回しかないネイリスト技能検定3級を受験する為に全員猛特訓しました(当時スクールによっては3級は免除され、2級から受験できるところもあったと思います。)
私は手先が器用で容量が良いタイプなのでクラスでも将来有望と言われ
調子にのっちゃうほどの上達をしました。
3級の試験は赤ポリッシュを塗るだけです。
私の目標は1級合格なので、最短1年半でとるぞ!!と考えていました。
そして初めての試験当日。
試験内容は赤マニキュアを塗るだけだったので余裕の私でした。
・・・・が、
試験会場について、私は突然緊張しました。
端の壁も見えない広い会場にあふれかえるネイリストの卵
全員が敵に見えてきたのです。
なんとか気持ちを落ち着かせて、試験の準備を始めました。
持参してきた道具類をテーブルにセッティングするのですが
消毒容器でもある「ウエットステリライザー」を出した瞬間
全身の血の気が引きました。
ガラス製のウエットステリライザーが割れていたのです・・・
これが無いと規定違反で即失格です。
しかし私は、この場をある方法で乗り切りました。
どんな方法で乗り切ったのか・・・・
それは次回の④でお話しますね
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました。
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