推理小説は小説ではない?
先日某有名ブロガーさん(普段楽しく読ませてもらってます)の記事に推理小説は小説じゃないって言葉が書いてありまして、
私ほぼミステリー小説しか読まないんですよね(私はミステリーに推理小説、警察小説等も含まれると思ってます)つまりは私ほぼ小説読んでないってことになる
と思いまして。なもんで推理小説についての記事を書こうかなって思ったわけです
推理小説を小説と認めない理由を考えてみた
あくまで私が思うにですので本当に理由がそうかは知りません
推理、ミステリーってエンターテイメント性が強いじゃないですか?話の展開やあらすじがメインだと思うんです。
登場人物の感情やその場面の情景を本から感じ取って、作者の作品に込めた意図を何回も読んで感じでこそ文学!小説だ!って感じる人からすると推理小説ってジャンルは小説じゃない!って感じるのかなって。
たしかに推理小説って推理の部分に重きを置かれて人物に共感できないことってあるのはわかるんです。
名探偵コナンでもそんな理由で人を殺すんかいって思うことは多々ある
そら100巻も超えれば無理やり動機作らなきゃ殺人も起きないよね、、
でも昨今の推理小説そんなこたぁない。
その代表に東野圭吾さんのこの2冊を挙げたい。
東野圭吾さんの小説って文章があっさりしてるんです。理系の人が書いた文章だなってよく思います。でもね、この2冊はトリックだけじゃなくて、人物の心理描写がとてもいい。
とりあえず私は泣いた。ただ事件が起きて解決するだけの小説じゃないから。
あと感情を揺さぶられるといえばイヤミスの湊かなえさん。
↑私の読んだ作品です
湊さんの本もトリック面より登場人物の心理描写にスポットを当てた作品ばかり。とりあえず人間の嫌な部分ばかり垣間見れる
とりあえず推理小説と一口に言ってもただトリックを解いていくだけの小説じゃなくてそこには文学性もあるって私は思ってます。
と色々書いたけど本なんて自分がハマらなかったら全然読めんし、好みがあるものだと思うから好きなの読んだらいいと心の底から思ってます
最後に私が好きな本載せておきます↓
↑グリコ事件から構想を得た作品