体調を崩すまでは、漢方薬は自分にとって遠い存在でした。
調べていくうちに、西洋薬ではなかなか対処ができない症状や、自律神経の症状には漢方薬が効くと言うことが分かり、薬に敏感に反応するようになってしまった私は、何とか漢方薬で改善できないかと思い、いくつかの漢方薬を医師に相談しながら試すことにしました。
📌 今まで試した漢方薬
⭕️半夏厚朴湯:喉のつかえや不安、不眠など👉1年以上飲み続けました。すごく効いてるという実感はなかったですが、なんとなくお守りのように飲んでいました。
⭕️加味逍遙散:自律神経失調症や精神不安、不眠、婦人系の症状など
👉便通はよくなったものの、ソワソワ感がでて、眠れなくなりその後うつ症状に。私には合わなかったみたいです。
⭕️芍薬甘草湯:こむら返りや筋肉のこわばりなど
👉飲むと腕の筋肉痛はスーッととれましたが、逆に食道がギュッとなる感覚が始まり、すぐに飲むのをやめました。
消化器内科の先生には、半夏厚朴湯の代わりにこれを毎日飲んでと処方されました。この漢方薬は甘草の分量が多く、毎日飲み続けると偽アルドステロン症という副作用を発症する可能性があるようです。飲み続けなくてよかったです。
⭕️六君子湯:胃腸が弱く、食欲不振やみぞおちのつかえなど
👉 機能性胃腸症にもってこいの漢方薬だなと思いましたが、気分的に身体に合わない気がして、やめました。
⭕️人参養栄湯:体力低下の補強など
👉数週間飲み続けましたが、胃が熱くなる感じがしたのでやめました。
⭕️抑肝散:イライラや興奮、不眠や緊張など
👉加味逍遙散となにか似たものを感じ、2日ほど服用してやめました。
⭕️酸棗仁湯:体力が低下している人の不眠や精神不安など
👉芸人の岡村隆史さんも飲んでいたとかで興味をもち、1年以上飲んでいました。今も再開して飲んでいます。
⭕️茯苓飲:吐き気や胸焼け、膨満感など
👉漢方クリニックを受診。仰向けの状態でお腹を叩いた時に「ちゃぽん」と音がしました。効果を感じられなかったためやめました。
私が粉薬(ツムラやクラシエ)で長く続けられたのは「半夏厚朴湯」と「酸棗仁湯」の2つだけでした。
漢方薬はすぐに効果を感じるものもあれば、気づいたら症状がやわらいでいるものもあります。
私の場合は劇的に効果があった感じはなかったですが、飲むと安心する感覚はありました。
ただし、副作用が全くない訳ではなく、合わない薬を飲み続けたり、摂りすぎてはいけない成分を継続的に飲むことによって副作用が出てしまうものも中にはあります。
だからこそ、症状で選ぶよりも、ちゃんと漢方薬に詳しい先生に診てもらい、処方をしてもらった方がいいなと感じました。
その後、私は漢方薬の「煎じ薬」にも興味を持ち服用を始めたので、またブログに書きたいと思います。
長文、読んでいただきありがとうございました😊