薬を飲んでいても胸焼けやみぞおちの激しい痛み、食道が突っ張ったような硬直感が常に続いているため、2年半ほど前に、大学病院で1泊2日の検査入院をしました。本来は胃酸を抑える薬は飲まずに実施する検査ですが、今までの経緯があるためタケキャブ10mgを服用しての検査となりました。
① 食道pHモニタリング(24時間)⏱️
鼻から直径約2mmの細いチューブを入れ、24時間かけて食道内の酸度(pH)を測定する検査です。胃酸が食道に逆流するとpHが低下するため、逆流の有無や程度を客観的に評価できます。
② 食道内圧検査😮💨
鼻から直径約4mmのチューブを入れて、水を飲み込む時の食道の動き(蠕動)や、下部食道括約筋の働きをチェックします。
【検査の流れ】
- 鼻からゼリー状の局所麻酔を入れ、数分後に検査開始。直立の状態で透明の液体(ヨウ素液)を飲み、液体の通りをレントゲンで確認。
👉 麻酔が喉にも効いていたのでむせてしまい、「鼻麻酔の前にやってほしかった…」と感じました。 - 食道内圧検査では、仰向けの姿勢で鼻からチューブを胃の辺りまで挿入。チューブを入れたまま、吸い飲みの水を10回ほど飲み込みます。
- 食道pHモニタリングは、仰向けの姿勢で柔らかいチューブを鼻から胃の入り口まで挿入。鼻からチューブが24時間抜けないように、鼻と頬にテープで固定。
👉 チューブが柔らかすぎて何度もやり直し…このときは辛くて涙が出ました🥲
その後は病室に戻り、普段通り食事・就寝。逆流を感じたときや、ゲップ・食事・就寝のタイミングで、チューブに繋がっている機器のボタンを押すよう指示がありました。喉にはずっと異物感がありましたが、会話や食事は可能です。チューブと機器が気になり全然眠れなかったです。
時々手元のモニターでpHの値を確認していましたが、大体は7(中性)から6で、時々4や2(酸性)になっていました。
【一口メモ】
- 検査前はノーメイクの方がいい
👉 チューブを顔に固定するので、洗顔しづらい - 着替えは前開きのトップスがオススメ
👉 検査着で検査した後に着替えますが、チューブが鼻からでて機器と繋がっているので、前開きの方が着替えやすい
検査代は3割負担で2万円くらいだったと思います。検査結果は大きな異常はないとのことで、ひとまずホッとしましたが、症状は続いてます