西洋医学と東洋医学、それぞれに得意な分野があることを少しずつ実感してから、私は東洋医学に興味を持つようになりました。お灸や漢方薬にも挑戦し、「わらをもすがる思い」でいくつか試しましたが、なかなか大きな効果を感じられませんでした
そんなとき、高校時代の友人から「煎じ薬を飲んで劇的に良くなった」と聞き、思い切って漢方薬局を訪ねることにしました✨
🫖 煎じ薬との出会い
漢方薬局では舌の状態を診てもらいながら症状を伝え、そのときの体調に合わせて生薬を調合してもらいます。これまでに処方されたのは、次のような漢方薬です👉
- 半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)
- 抑肝散(よくかんさん)
- 五積散(ごしゃくさん)
- 柴胡疎肝湯(さいこそかんとう)
- 紫朴湯(さいぼくとう)
- 香蘇散(こうそさん)
この中では、香蘇散が一番合っている感覚がありました。ちょうど同じ時期に西洋薬のグランダキシンも飲み始めていたので、そちらの効果もあったのかもしれませんが、婦人科系の不調もあり、定期的にホルモン注射を打っていましたが、その症状が落ち着いてきたのもこの頃でした
🫧 煎じ方の基本
- 土鍋、ステンレス、ガラスなど漢方の成分と反応しない鍋を使用(鉄製はNG)
- お茶パックのように不織布に詰められた生薬を600mlの水で煮出す
- 沸騰後、弱火で30分ほど煮詰めて完成
粉薬と大きく違うのは「調整の自由度」です。粉薬は成分が決められているのに対し、煎じ薬は生薬を増減させたり、別の生薬を追加したりとオーダーメイド感覚で調整できます。薬力も煎じ薬の方が強いようです。
💰 金額と味・香り
- 1包あたり約1,000円(1ヶ月で約3万円)
- 味は思ったより飲みやすく、香りは独特ですが、種類によって全然違います(電車で帰る時は周りに気を遣います🚃)
確かに費用は高めですが、担当の薬剤師さんは熱心に心や体に寄り添ってくれたので安心感がありました。
⚠️ 副作用や注意点
漢方薬は自然のものだから安心、と思われがちですが、副作用が出ることもあります。私自身も色々調べて甘草を別包にしてもらったり、麻黄を抜いてもらったりしていました。
試す時は漢方薬に詳しい医師や薬剤師と相談しながらが安心です
今は大学病院の漢方外来に通院しているので、またブログに書きたいと思います😊
今日も読んでいただきありがとうございました