治療を始めて2週間が経過。

B先生「エコーを撮ります」と、いつもののほほんとした雰囲気で言って病室を出て行きました。

廊下をゴロゴロとエコーを押して再登場・・・。何だか凄く重そうだ。


B先生がエコーを用意する間、母は

「どうか腫瘍が大きくなっていませんように!!」と一心に祈ってました。

入院してから今日まで

「良性なら薬が効きにくい」とか「転移は予想外」「厳しい状況」だとか散々聞いてきたので

マイナス思考に傾いています。


リンリンは眠ってたけど、先生の気配を感じパッチリと目を覚ましてしまいました。

看護師の向日葵さん、リンリンをあやしてくれてしきりに声掛けしてくれましたが

お腹をぐりぐりされるのに耐えられず、とうとう泣き出してしまいました。

早く終わって、泣かさないでとモニターを見つめる先生の横顔に訴えていた母でした。


B先生「う~ん・・・」とか「こっちは・・・」とかしか呟かず、ず~っとモニターを

見つめたまま、真剣に撮影するばかり。

「何見てるの!?何が写ったの~??」と聞きたいけど怖くて聞けない小心者の母。

そのうち終わったようで エコーの写真を見せてくれた。


ゆっくりと語る先生の言葉に耳を傾ける。

「これが前回ので・・・、これが今回の・・・・」

2つの写真を見せてくれた。

そして「CTほど正確ではないのですが」

母、心の中で「正確じゃないってどういうこと~~?」とムッとしてしまう。

でも次の言葉で救われました。

「ご覧になると分かると思うんですが」

母、心の中で「わかりません」。


「前回のと比べると少し小さくなってるようです」


その一言を聞いて涙がでそうでした。


少なくとも薬は効いてくれていたようです。大声で「良かった~」って叫びたいけど

グッと我慢。


先生と向日葵さんがいなくなった後、リンリンの髪をくしゃくしゃにして「よかったね!!」と

頭をぐりぐり。涙が出てしまいました。

リンリンをぎゅっと抱きしめました。


小さな希望が芽生えた1日でした。


血液の数値が立ち上がったらCT・・・。

先生の見間違いではありませんように!!