刻々と過ぎる時間。母は妊娠中の事やみゆりんを産んだ日の事などを思い出していました。
幸せだった日々、だけど今はまるでテレビの番組の中にいるような…。でもこれが現実で変えることの出来ない事実。
どうしてこんな事になったのかな?この前まで、お父さんとお姉ちゃんを送り出した後、リンリンとゆっくり家事をしながら過ごしてたのにね。何にも無いのが幸せだって誰かが言ってたよね。それって本当だよね…。
そして午後4時を回る頃、Aドクターが出て来ました。
「無事終了しました。現在、縫合中ですよ、カテーテルを通すのが少し時間がかかりますが」
その言葉を聞いた時、体が震えました。
「小さな体で頑張ってくれた!」
心底、嬉しかったです。
それから程なくして手術室からリンリンが出てきました。
みんな駆け寄りました。麻酔からさめケロリとした表情、「みんなどうしたの?」そんな感じ。
私達は胸をなで下ろし、また泣いてしまいました。主人もばあばも「良く耐えた」と号泣しました。長い長い1日でした。でもこれからまだまだ長い戦いになりそう、小さな体、耐えられるかな…。