ラウンド16で敗北した日本代表。試合後、オシムさんは、画面を見つめて、誰に言うともなく「シュテータ」といったそうです。
シュテータ・・・日本語で残念だ、という意味だそうな。この言葉の奥行きは、先日買ったエルゴラのポポビッチさんの言を借りるまでもなく、「勝てる可能性のある相手に結果敗退してしまった。しかも勝てば世界1位の国とやれるチャンスがあった。今後、こういう組み合わせがあるかも分からず、結果を残せるチャンスであったのに・・・」という所だと思われます。
確かにパラグアイはデンマークより強いチームだったか、と考えるに、難しい問いではあるがデンマークのほうが総合力では上ではなかったか、というのはポポビッチさん。まあねえ。そう考えると一層もったいない感じがするけど、これも岡田監督のサッカーの結果だよ。ペシミスティックですが。
今回の結果を受けて考えるに、今後日本が文化として継続していかねばならないことがいくつかあると思います。
① 戦術実行力
監督の割り切りとギリギリの突貫工事でなんとか本番に間に合い結果を出したチーム。正直、カメルーン戦は「子供に見せたくない試合」(先輩談w)という内容だったものの、2戦、3戦と続けるうちにこなれてきて、守備の面では大きな破錠を見せませんでした。
それまではっきりと打ち出してきた戦術でないにもかかわらず、チームはそれをこなせた。よく言われる選手間の話し合いの成果ではあるものの、阿部、長谷部、遠藤という戦術理解の高い選手たちの存在が大きかったと思います。選手の才能といってしまえばそれまでですが、チームとして機能したことは、彼らだけでなく全体として戦術を実行できていたことの証左だったと思います。
②スカウティング
これは①よりも前に来ることでしょうが、まあ以前から日本のスカウティングはなかなか優秀だと思いますので心配してません。
③ チーム構成力
一体感、というか。今回のチームの選手はほぼ、口をそろえて「このチームでもっとやりたかった」といいます。それほど結束力を発揮した。これも4年前を経験しているからこそではないか、と思います。ただ、今回できたから次回もできるとは限らないのがチームの生き物たるゆえん。が、経験は受け継がれていかねば。
週間サッカーダイジェストで、アマル・オシムさんが書いてましたが・・・日本スタイルって躍起になって探さなくてもいいんじゃね?いろんなことができる器用さってのが日本ってことかもよ、みたいな・・・
んー、じつはそれはここ数日私も悩んでいたところではあるんですが・・・つまり、戦術的応用力があれば、なんとかなるかもよ、みたいな・・・
でも、それって面白いかね、と考えると・・・その場しのぎにすぎない、岡田のサッカーと同じだわ、と思い反省。サッカー強国は、それぞれスタイルを持っている。日本が強国になりたいのなら、やはり武器は持つべきだと思います。
誰か一人に頼るようなサッカーは、どうなのかね・・・
ドイツを見ちゃってると、その思いはさらに・・・