テレビなどで コロナの感染情報として PCR検査の陽性者数が報道されていますが、
PCR検査というのは、CT値(=サイクル数、増幅回数)の設定により、
間違って陽性反応が出てしまう割合が高くなってしまうものだそうです。

以下リブログでは、フリーの国際情勢解説者、田中 宇(たなか さかい)さんの記事が
紹介されています。
わかりやすかったので 一部 紹介します。参考になれば幸いです。ヒヨコ
ダウン  ダウン


コロナで死んだ人は殆どいない。コロナは「カゼ」に過ぎない。PCR検査で世界を操る国際覇権勢力
2021-04-24 23:52:27

田中宇の国際ニュース解説 無料版 2021年4月24日


★コロナ危機誇張の要諦はPCR検査
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新型コロナのPCR検査は、検査対象者の咽頭から拭い取った体液に含まれている遺伝子類を何回も増幅して人工的に増やし、染色して可視化するが、この増幅をやりすぎると、無関係な「ノイズ」をコロナウイルスの遺伝子と誤判断する「偽陽性」が多発する。何気なく撮った空の写真を大幅に拡大したら画像のノイズがUFOに見えてしまって大騒ぎするのと似ている。「闇夜の枯れすすき」である。UFO

米政府のコロナ政策の責任者であるアンソニー・ファウチCDC所長は昨年7月に「増幅度が35サイクル(2の35乗=344億倍)を超えるPCR検査は(誤判断=偽陽性が多すぎて)無意味だ」と発言したが、日本や米国の多くのPCR検査は増幅度が40サイクルだ。

英国政府が昨年3月に作った新型コロナのPCR検査のマニュアルでは、増幅度が45サイクルになっている。
http://blog.nomorefakenews.com/2020/12/17/the-real-pandemic-is-an-outbreak-of-pcr-testing/
The real pandemic is an outbreak of PCR testing
https://bit.ly/3sHfnPe
‘test’is being massively amplified to systematically secure false positives

ウイルスの存在を調べる方法としてPCR検査より確実なのは、何週間もかけてウイルスを培養して増殖して可視化することだ。

PCR検査が発明される前はこの方法で検査していたが、重症化しかねない感染者の検査に何週間もかかるのはダメなのでPCRが使われている。PCRで陽性とされた検体を何週間かかけて培養してみて、実際にウイルスが増殖して可視化できれば真の陽性だし、そうでなければ偽陽性だ。

フランス・マルセイユの研究所が、この方法でPCR検査の真の陽性の比率を調べたところ、

25サイクルで70%(偽陽性30%)だったが、
30サイクルだと20%(偽陽性80%)、
35サイクルだと3%(偽陽性97%)だった。

この調査では、35サイクルでも偽陽性が97%なので使い物にならない。
PCR検査は25サイクル以下でないとダメだという話になる。

http://academic.oup.com/cid/advance-/doi/10.1093/cid/ciaa1491/5912603
Correlation Between 3790 Quantitative Polymerase Chain ReactionPositives Samples and Positive Cell Cultures
http://off-guardian.org/2020/12/18/who-finally-admits-pcr-tests-create-false-positives/
WHO (finally) admits PCR tests create false positives

別の分析者(Niels Harrit)は、マルセイユの研究は高いサイクルの部分の根拠が薄い(調べた検体数が少なすぎる?)と主張し、現実的なところは、

25サイクルで偽陽性20%、
35サイクルで偽陽性50%だと言っている。

こちらが正しいにしても、偽陽性が半分では使い物にならないので、PCR検査は30サイクル以下でやるのが良いという話になる。
「PCRは30サイクル以下が良い」というのは、多くの専門家の常識のようだ。

そして繰り返すが

日本や米国の多くのPCR検査は40サイクル、
英国は45サイクルである。

どうみても陽性と判定された人のほとんどが偽陽性だ。40サイクルは、30サイクルに比べて2の10乗=1024倍の誇張だ。
http://off-guardian.org/2021/03/27/making-something-out-of-nothing-pcr-tests-ct-values-and-false-positives/
“Making something out of nothing”: PCR tests, CT values and false positives

(中略)


世界的に、PCR検査の実際のサイクル数は非公開・秘密にされている。サイクル数や、それに関連する陽性判定の基準などを微妙に変えることで、当局や研究機関が偽陽性の比率を恣意的に変えられる。陽性が本物かどうか患者や主治医は知るすべがないという、とんでもない状況が続き、そのとんでもなさ自体が、医者の多くにも認知されていないというとんでもなさだ。とんでもなさを指摘する人が「危険な妄想屋」と言論封殺的に非難されるなど、「とんでもなさの高サイクル」になっている。

http://tanakanews.com/200902corona.htm
コロナのインチキが世界的にバレていく
http://tanakanews.com/210106corona.htm
コロナ危機を長引かせる方法


サイクル数が40とか45といった日米英などの数字は、コロナ危機が始まった昨年の2-3月に作られた各国の新型コロナ用PCR検査のマニュアルに書いてある。その後の日々のPCR検査がどんなサイクル数の増幅で実施されているのかは不明だ。

米国は地方政府の裁量権が大きいのでバラバラだろう。日本は中央集権の官僚主導なのでマニュアルどおりの40サイクルで続けられているのでないか。英国は謀略の国なので不透明だ。サイクル数が高いほど偽陽性ばかりになるが、公的には偽陽性について語られず感染爆発の大騒ぎに終始し、経済を自滅させる都市閉鎖の愚策をやめにくくなる。
http://tanakanews.com/210215corona.htm

永遠のコロナ経済を自滅させられている米欧日と対象的に、中国やロシアは、コロナを乗り越えて経済発展している。中国は人口13億人なのに日々の新たな陽性者が数百人ずつしか出ていない。これは、独裁体制を生かした強力な感染追跡システムを作ったからだと喧伝されているが、それとは別に(本質はそこでなく)PCR検査の増幅率を適切に下げて偽陽性の出現を減らしている可能性がある。中国経済はあまり規制されず、活況を呈している。ロシアも今夏に集団免疫に達しそうだと発表しており、経済が回復している。

https://tass.com/society/1261641
Russia is likely to develop herd immunity against COVID-19 by August


(中略)

結局のところ、新型コロナはどんな病気だったのか。コロナで多くの人が死んだのに、それをでっち上げだというのか、と怒る人もいるだろう。実のところ、コロナで多くの人が死んだのかどうか怪しい。

米ジョンズホプキンス大学の研究者(Genevieve Briand)は昨年末、米政府のCDCが発表する統計資料を使い、米国の高齢者の死因別の死者数を、コロナ発生の前と後で比較したところ、死者の総数にほとんど変化がなく、新たに発生した分であるコロナの死者数が、コロナ以外の死因の死者数の減少分とほぼ同じだった。「コロナによる死者が、死者の総数を増やした」という常識的な見立ては間違いだった。コロナの死者は、他の死因の死者を減らす形で出ている。
https://campusreform.org/?id=16463
Johns Hopkins newspaper removes study examining COVID death rate

この現象は「死因がコロナと診断された人のほとんどが、他の原因で死んだ人の死因をコロナと誤診した結果だった」と考えるのが最も自然だ。
コロナ危機が始まったばかりの昨年2月ごろ、米金融界の分析者は「これから増えるコロナによる死者のほとんどは、他の病気で死ぬべき人がコロナによる死と診断されるだけで、人類全体の死者数はほとんど増えない」と予測的に看破していたが、それが正しかったことを感じさせる。米国の病院は、コロナによる死者が出ると政府から補助金をもらえるので、別の死因の人をコロナで死んだと診断し、もらえる補助金を水増ししてきた。米政府もコロナ危機を誇張したいので、喜んで補助金の水増しを黙認した。コロナ危機はこうして誇張されてきた。
http://patriotrising.com/magic-seasonal-flu-doesnt-exist-anymore-only-covid-19-according-to-cdc-and-msm/
MAGIC: Seasonal flu doesn’t exist anymore, only Covid-19, according to CDC and MSM

ジョンズホプキンスでの研究は、こうした誇張の構図を示唆する大事なものだった。しかし、大学新聞に掲載されたこの研究報告について、大学新聞の編集委員会は「コロナは大したことない病気なんだという間違った認識を広げてしまう危険なもの」とみなされて削除されてしまった。危機の誇張が奨励されるだけでなく、誇張を指摘する正しい報告書が「危険な間違い」のレッテルを貼られて削除される言論封殺が、コロナ危機のとんでもなさであると書いたが、ジョンズホプキンス大学の事態はその象徴だ。「裸の王様」の寓話で、王様は裸だと正しい指摘をした人が排除ないし無視されるのと同じ構図だ。世界的に大学や学術界の多くが、しだいに人類にとって有害な、とんでもない存在になっている。
https://bit.ly/3nhLjsf
Johns Hopkins student newspaper deletes, then retracts, article on faculty member’s presentation about COVID-19 deaths

(中略)

スウェーデンでは、子供や教師に対するコロナの脅威は低いという、学校を閉鎖しない方が良いことを示唆する研究結果を発表した大学教授(Jonas Ludvigsson)が、大量の誹謗中傷を受けてこの研究の中止を発表する事態も起きている。
これも、正しい指摘をする人がひどい目に遭うコロナならではのとんでもなさだ。

スウェーデン政府は、この誹謗中傷は学問の自由の侵害だとして教授を擁護する動きをした。
https://jonathanturley.org/2021/03/02/sweden-moves-to-protect-academic-freedom-after-professor-quits-covid-research-due-to-harassment/
Sweden Moves To Protect Academic Freedom After Professor Quits Covid Research Due To Harassment

コロナが大した病気でなく、高サイクルのPCR検査が偽陽性(感染していないのに感染したと断定される人)を大量に発生させているとなると、そもそも新型コロナなる病気が今も存在しているのとかどうか、という疑問になる。これについての私の見立ては、最初の発生から月日が過ぎるほど、新型コロナの病気としての重篤性が下がりつつ、今も人類の間にわずかに存在しているのでないか、というものだ。2002年に流行したコロナウイルスのSARSは、広東省で発生して周辺諸国にも広がった数カ月後に忽然と消えたが、これはウイルスが全く消えてしまったのでなく、発症時の重篤性が大幅に下がり、感染しても軽症で終わる、もしくはウイルスが咽頭に付着しても細胞内に入り込む感染をする前に自然免疫に撃退されて終わるようになったので、病気として消えてしまったのだと考えられる。

今回の新型コロナも、同様の流れになっている可能性が高い。病気として消えてもウイルスは社会に存在しているので、PCR検査で真の陽性になる人が時々出てくる。

https://tanakanews.com/200617corona.htm
新型コロナはふつうの風邪の一種?


コロナが風邪の一種なら、ヒトの身体としては汎用的な自然免疫で治す病気なので、ワクチンを接種して個別の免疫を作っても、身体の方が「これは要らない」と考えて残存させず、数カ月ぐらいで個別の免疫が消え、何度もワクチン接種をしなければならないという、製薬会社を儲けさせるだけの話になっていく。
https://medicalxpress.com/news/2021-02-people-naturally-armed-sars-cov-.html
Most people are naturally armed against SARS-CoV-2: study
(後略)