A350-900 のコックピット機長席に備えられたHUD

A350など最近の機体では一般的になってきている「ヘッドアップディスプレイ(HUD)」を用意していただいた。HUDは高度や速度などの情報がパイロットの正面に映し出されるもので、視線を計器に落とさなくても機体の状況を把握できる。A350では、左側の機長席と右側の副操縦士席いずれもHUDが装備されている。


サイドスティック(JALは初)を採用したエアバス。大型ディスプレーが6つ並び、従来操縦桿があった場所には引き出し式のテーブル、パソコンのようなキーボードも使用でき、中央モニター下にはボールペンなどを置けるくぼみを設けるなど、実用的な構造になっている。シートの位置も「C-3」というように座りやすい位置の目盛りの位置を覚えておけば、乗務のたびに同じ位置を再現できる。「モニターやキーボードがある。