林丈二さん…といっても、ご存知の方は少ないと思います。
ずっと昔、まだ20世紀だったころ(^^)、「路上観察学会」という活動をしている
大人の人たちがいました。作家の赤瀬川原平さん、建築史家の藤森照信さん、
博物家の荒俣宏さん、イラストレーターの南伸坊さん…路上を歩いて、人の手は
加わっているんだけれど、意図せず発生した、面白い物件を発見するというものです。
林丈二さんは、「マンホールのふた」という写真集(海外と日本のマンホールのふたのデザインを収集して写真にとったもの)を出版したり、いろいろな、見落としてしまいがちなことを記録にとどめたりなさる、まさに「収集家」でした。そして、林丈二さんの描くイラストがとてもかわいいのです!
子どもだった私には、面白そうなことをしている、とても素敵な大人たちに見えました。
それから長い月日が経って、林丈二さんはご健在で、今では若い建築家の卵の
人達と、まちあるきなどなさっているようです。本当に好きなことをやっている人というのは、
年を取らないかんじですね。見習いたいと思いました。
自分の好きなことを大事にすること。
「フランス歩けば…」「イタリア歩けば…」という、林丈二さんが海外旅行で見つけた建物の意匠や人々の姿を日記・メモ形式でつづった本、今でも実家にあります。