母方の祖父は、北海道生まれで、若いころの一時期、小樽にある梅屋という小間物屋(昔は雑貨店のことをそう呼んだようです)に勤めていたそうです。
もうずいぶん前に亡くなりましたが、小さかった私が夏休みに遊びに行くと、折り畳み式の小さな鏡をくれました。表側にはスイスみたいな山に、男の子と女の子が遊んでいる絵がついていて、翌年にくれた鏡は、ひとまわり大きなサイズで、黒地の布にきれいな色糸で、花の刺繍をしたものがついていました。
明治生まれ(しかも男性)なのに、ハイカラな人でした。亡くなってから、小間物屋に勤めていたということを母から聞き、私の雑貨好きは、祖父譲りなのか…と思い当たったのです。
身の回りのものはなんでも、雑貨と呼べますよね。
毎日使うようなものは、気に入って手に入れたものが多いです。
15年ほど前に、雑貨ブームがあり、デザインされた日用品がとても多く出回るようになりました。私も、いろいろ見て、選んで、ずいぶんたくさん買ってきました。
今では、100均のお店で売られているものも、かわいくデザインされていますし、海外ブランドも手に入りやすい、ネットショッピングもできる、とても良い時代になったものです。
好きだった雑貨店は、閉店してしまったところが多いのですが、雑貨そのもののほかに、そんなお店の思い出も含めて記していければと思います。