「赤毛のアン」
「アンの青春」
「アンの愛情」
「夢の家のアン」
「虹の谷のアン」
「アンの娘リラ」
「アンの友達」
…ほかにも、「炉辺荘のアン」「アンの幸福」など
ルーシー・モード・モンゴメリ作、村岡花子訳。
私が子どものころ読んだのは、ポプラ社の、田村セツコさんが
表紙カバーを描いた版です。
クリーム色の地に、小さなデイジーが縦に並んだ模様で、
タイトルのすぐ下に四角い枠があって、アンの顔が描かれています。
この表紙がすごく可愛くて…
大人になってから、この版は完訳ではなく、抄訳(ダイジェスト)で、
省かれているエピソードがあることを知りました。シリーズ自体も
「炉辺荘」と「幸福」がなくて…でも、表紙がとても可愛いから、すべて許せます!
カナダのプリンス・エドワード島、アヴォウンリー村が舞台。
グリン・ゲイブルズ(緑の切妻屋根の家)に暮らす、年取ったマシュウとマリラの兄妹は、農作業の手伝いをしてくれる男の子を孤児院から引き取る手配をします。
しかし、手違いで、やってきたのは女の子、
赤毛のアンでした。
想像力豊かで明るいアンは、マシュウとマリラの心をつかみ、グリン・ゲイブルズで
暮らすことになります。
隣家のダイアナと親友になったアンは、学校や村の生活を楽しみ、成長していきます。
マシュウとマリラの生活にも、喜びがやってくるのでした。
翻訳者の村岡花子さんの生涯は、以前NHKの朝ドラ「花子とアン」でも取り上げられました。あのドラマの中に、アンの名台詞がちりばめられていて、おもしろかったです。
名台詞はいくつもあるけど、やっぱり、
「曲がり角をまがった先に何があるかは、わからないの。
でも、きっと、いちばんよいものに違いないと思うの。」
が好きです。
「虹の谷」以降(炉辺荘以降かな)、アンの子どもたちが話のメインになっても、
やっぱり面白いです。モンゴメリが、人間に興味があるからなんでしょうね。
ちょっとしたエピソードを書くことで、登場人物の性格をはっきり浮かび上がらせて、
物語が面白くなっていきます。
アニメは、主題歌がすごくて(合唱の大家、三善晃先生が作曲)、冒頭のアンも
オーバーアクションに思えて、気恥ずかしくなってしまうのですが、名作だと思います。
ミーガン・フォローズが演じた映画がよかったです。「赤毛のアン」「続・赤毛のアン」…
(「アンの結婚」は、未見です)