「思い出食堂シリーズ…みんなの食卓、ひとりごはん、その他」芳文社

 

コンビニの本棚に、漫画が並べてありますよね。

2年くらい前だったか、毎晩日付が変わるまでの残業が続いてて、

帰り道は、コンビニしか開いているお店がなかったのです。

ふと、背表紙の「思い出食堂」という文字が目に留まり、買って読みました。

 

食物・料理にまつわる、なつかしくてほっとする思い出や、

楽しい気持ち、自由に食べる喜び、それらがとてもシンプルで味わい深い

ストーリーとともに描かれています。

 

現実は忙しくて疲れていても、食べるのは楽しみ!

食べることにまつわる話は面白い!

正直、複雑で衝撃的なストーリーは、もう現実だけでおなかいっぱいで、

せめてフィクションの世界では安心してくつろぎたいという気持ちに寄り添ってくれる雑誌でした。

 

描いている作家さんみんな個性があっていいのだけど、

さかきしん先生の「大正の献立」(思い出食堂)は、大正時代の若い夫婦の

贅沢じゃないけど愛に満ちた毎日のごはんが描かれていて好きです。

 

さかき先生は、「みんなの食卓」にも「書店員まことの晩餐」という

ひとり暮らしの書店員の女の子が、仕事が終わってから

料理に腕を振るって楽しく食べる(ときたま、書店の先輩や同僚におすそ分けする)

シリーズを描いてて、これもほっこりします。