2018.07.14 平成30年7月豪雨 災害時ボランティア活動者 車両を使う場合 | 民間防災 「防人 司」のひとりごと・・・

民間防災 「防人 司」のひとりごと・・・

民間の「危機管理者」として行事の「保安計画」「地区防基準」策定のお手伝い、活動グッズの企画・販売を手がけています。
各地で「民間防災」を起動する「防人」を募りながら、趣味や特技・資格・職域での非常時活動体の構築にもお手をお貸ししています。

平成30年7月豪雨に伴う災害ボランティア活動に使用する車両の取扱いについては被災各県のHPにても案内されております。

 

対象車両
(1)自治体などからの要請により,被災者の避難所又は被災した広島県内市町の災害対策本部(物資集積所を含む)への救援物資などを輸送するための車両

(2)自治体などからの要請により,被災地の復旧・復興にあたるための物資,人員などを輸送するための車両

(3)自治体が災害救援のために使用する車両

(4)災害ボランティア活動であって,被災した自治体等が要請・受入承諾したものに使用する車両

 

個人活動者であっても、行いの意図が申請しょうとする居住先自治体にて理解されれば発給されます。

 

こんな時に身分の確立のない活動者や活動チームの場合、受け付けていただけないこともありますので、ここはしっかりとご理解なさっておいてください。

 

特にチームや団体の場合は、任意団体であろうが法人団体であろうが、普段から存在を表面化しておくことで「非常時」には理解度も出てきます。

信ぴょう性も同じで、団体ならば、公式ホームページで行いの内容や、お姿などは固定して掲載しておくこと。

 

個人ならばブログで災害時支援のページを立てて、せめて「情報」の掲示程度は載っけておいて欲しいですね。

 

私が「ボラセン」で受け付けるときは、団体であれば日本財団さんの登録サイトで検索かけますし、個人プレイヤーさんはお名前検索させていただき、真偽を求めていきます。

 

県外の方の存在は、被災地の方には見えていません!

自所で名前が通っていても、県外では圏外と思ってください。

 

さて、この通行証を申請するにも、自所である程度のスタンスを構えてあれば事はスムースに運ぶことは理解できますよね。

名前の上がっていない方なら、身なりにそれなりのアピール要素を使っていただけるとこれがまた便利で有効にもなるんです。

 

申請に伺う時から活動服を身にまとい、活動服に自分の行いを入れたマークでアピールしておく。

たったこれだけでも、受け取っていただける印象は違いますし、安全配慮までしていることも見てとっていただけます。

受付側も言葉が少なくなって大変助かるわけですよ。

 

そして実際に車を使う際にも、いただいた証明書に足して「バイザートップ」の出番。

証明書はバイザートップの下にクリップで挟んで表示しておけば料金所で提示するときも楽です。

 

マイカーの安全策というのは、身なりと同じで外から見ても理解され、時間短縮になる。

手間を省くだけで移動時間短縮され、現地で少しでも長く活動ができるということです。

 

阪神淡路の時はこういった措置も周知できないくらいの状況でした。

その当時の不便を改善しようと考案された品々は民間防災ショップ https://minkanbousai.base.ec/ で公開されていますので、下準備も万全になさって活動いただきたいと感じます。

 

今持っていれば、次なる禍へはさらに時間短縮で対応が効くことでしょう。