やっぱり点在する避難生活者 | 民間防災 「防人 司」のひとりごと・・・

民間防災 「防人 司」のひとりごと・・・

民間の「危機管理者」として行事の「保安計画」「地区防基準」策定のお手伝い、活動グッズの企画・販売を手がけています。
各地で「民間防災」を起動する「防人」を募りながら、趣味や特技・資格・職域での非常時活動体の構築にもお手をお貸ししています。

「思い切って指定避難所の運営をNPOやボランティアに任せ、職員はその他の避難所の情報収集に当たるなどの方策を取る必要がある。被災者もネットで避難所の状況を発信するなど、積極的に支援を求めていくことも重要だ」と話している。(東北学院大学の郭基煥教授)

その通りだと思いますよ!

指定避難所に向かうことのできない人とというのは、自宅に薬なんかが置いてあったり、そこまで到達できない方が多い気がするんです。

わが町でも「とてもじゃないけど、この年じゃ小学校までは歩けないわ」ってご年配が多いんですよ。

そういった声をひらえるのは地元民だけ。

現実的に一次避難先で滞在ということもあり得るってことを知っておかないとね。

当然、孤立する場合もあるんだから。

それと、指定避難所も被災している上、そもそも校区全員を受け入れられる許容はないんです。

逆に、絶対指定避難所に来てくださいとなるなら、即時に移動できる手段も必要。

対応できる人員も即時に揃えないといけません。

どんなタイミングで知恵のある方が集まるのかもわからない中で「被災者で運営」っていうのは、少々時差も考えの甘さもありすぎるかと思うのですよ。

どんな状況下でも、指定避難所に集まれるのか?ということもね。

そこが一番危険だったら?? どうするんでしょうね。
中越地震の時も、避難所となった建物の窓ガラスが余震で割れそうになってましたね。

決して過信してはいけないのが、指定避難所だろうかと思うのです。

そしてかつ「点在する避難生活者」は、ここにいるよ!を発信できる方法を確立しておかないといけませんよね!

そろそろ物資格差も衆人災害も出てきそう・・・

GWだもんね

このタイミングに
周辺情報部隊を歩かせてみよう。

通信機を持たせて 検索情報収集していただきましょう。

地理をよく知る方とコンビにしてね。

他県から向かう活動者は、ポータブルカーナビなんかも屈指して地理がわかるようにしてくださいね。
自分がいるところを見えるように・・・

そこには地図に載ってたものがなくなっていることも、目標物もないことも想定しておいてください。