災害時活動服(パンツ)を新調 | 民間防災 「防人 司」のひとりごと・・・

民間防災 「防人 司」のひとりごと・・・

民間の「危機管理者」として行事の「保安計画」「地区防基準」策定のお手伝い、活動グッズの企画・販売を手がけています。
各地で「民間防災」を起動する「防人」を募りながら、趣味や特技・資格・職域での非常時活動体の構築にもお手をお貸ししています。

あれもこれも「身分確立」の為の第一歩


そして「オシャレに防災!」やって行こうよ!!
活動服ってね、着てる人間がどういう立場の人なのか?を語らずとも知らせるツールなんだ!
防人 司



出番こそ少ない だが無いとこまる!
それが「レスキューオレンジ」活動服なんだ!


この上着は20年以上前に作ったものです。

東日本大震災が発生する前、当時の民間防災ボランティア【東日本事務局】(当時は千葉県船橋市に所在した)の局長にも依頼していたのですが、上着が生き残ってしまっていて、パンツだけが先に傷んで行くので作ってもらえるところは無いか?!と予々お伝えしていたのです。

これがまたお気に入りの素材でしてね、この素材がオールシーズン使える事で、ユニフォームメーカーにお願いして作ったのが、今回、新調した「レスキューオレンジのタクティカルカーゴパンツ」です。


これが嬉しくってね~!

既存の上着と合わせての素材と、なにより金額が問題なんですよ!
我が民間防災は完全ボランティアでしょ。自腹切らないといけないので、ナニを行うにもコストの問題が付きまとうんですね。

私がこの上着を作った当時もそれなりの金額を突っ込んだわけでして、今回はそれ以上になるかな~なんて想定していたんです。

そういう気持ちの中、恐る恐るメーカーさんに提示してみましたら、案外、既製品(トゥルースペックなど)を買うのとそう変わりがないんですよ。といっても、はじめにかかる型代をカバーする為に、災機企画室の担当者にも負担をかけましたが、先ずは作っていただかないと前には進みませんからね。

そこで初回コストをカバーする為に、同じサイズで10本作ったのです。

ここに苦労
手持ちのジャケットとの色合わせと、オールシーズンに用いる為の生地厚に苦労しました。

一重ものにした理由
肌寒い季節は早々にブルゾンを着ます。
それ以外の季節を考えると、一重もので夏場でも使えるようにしなければなりません。

その期間がブルゾンを着ている期間とほぼ互角なんです。
結果、ブルゾンか上着かTシャツか!の3種必要になるんです。が、言葉上ではつかみにくいでしょうから、季節を月で追ってみましょう。

 中綿ブルゾン着用期:10月末~3月一杯
 一重もの上着(活動服やジャケット):4月~6月の夜間、9月中旬~10月末
 Tシャツ:7月~9月末までの日中。
 こんな感じです。

【総合企画室】ではIDジャケット(ネイビー色で刺繍入り)も採用していて、ネイビーBDUパンツを履いている時でも着用が可能なんです。

合シーズンに一番衣装が必要になる

ID刺繍ジャケット
2014年春、災機【企画室】をリニューアルしました。

担当者を定め、彼に通信機部門を授け、今後の進展を企画していただこうと考えています。

【総合企画室】は普段からトゥルースペック社のネイビーBDUのパンツを着用しており、「そのパンツに合う色合いのジャケットがあると良いな~」と常々思っていたのです。ですが、私一人分ではコストが高くなる為諦めていたんです。
そこで、災機【企画室】の担当者が増えた事でこのタイミングに製作した次第です。

刺繍を入れられるのは一重ものだけなんです!
その為、ベースとなるジャケットをポリスタイプにしてみました。

これを一枚クルマに入れておけば、いつでも身分を証ながら活動出来ますね!!

刺繍は確実に身分確立へ向かっていける
「印刷(バックプリント)」よりも「刺繍」の方が当然コストもかかっていて、そう簡単に作る事も出来ません。
と考えれば、刺繍への信憑性は高いんですね。

この刺繍ジャケットも生地数が限定されていますが、民間防災の名の元で活動為さる方々のみ、@5800で受け付けていただけます。
もちろんデザイン費用とベースになるジャケット費用込みですよ!

色はネイビーのみですが、刺繍糸は「金」・「銀」糸をはじめ、「白」「黄色」にも対応していただけます。

ご希望の方は民間防災ボランティア【総合企画室】までご一報いただければ結構です。


タイトルを「刺繍ジャケット製作希望」としてくださいね。

デザイン型等を相談させていただきますので…!



樹脂パッチ 今はもう手に入らない…!

樹脂製品もいよいよ再製ラインが無くなりました。


次に必要となるのがパッチ
国内の刺繍屋さんを物色するも、枚数がある程度必要になり、我が民間防災では各事務局の名称や部署名を用いる事となる為、同一デザインにはならないのです。

その為、通しで製作を行う事が出来ず、型代が常にかかってしまうのがネックなんですね。

今は手製で製作しているパッチも、旧型上着のサイズにはあいません。

そこで、国外の知人に依頼し、製作が可能なところを探していただきました。

ここにも理由があるのですが、国内製作ですと今後消費税のアップなどでまた負担金が増す可能性があります。
国内産と比べ、仕上がりの程度は低いかも知れませんが、国外産であれば送料のアップだけで済みますからね。

Tシャツ
盛夏時の上はTシャツとしていますが、色合いについては特段指定していません。
各部門でトレードカラーをお考え頂き、指定書体をプリンとなさると良いでしょう。

ブルゾン
中綿ブルゾンも同様で、特に指定していませんが、私の経験上、冬季災害で多いのが雪害です。
この雪害時に用いられるような保温性の高いもので、ある程度火にも強いものであれば良いと感じます。



さて、そんな背景の元、新調したパンツは…

タクティカルなスタイルに…
スタイルはカーゴ系の型をモチーフにし、レスキュー隊が使っているパンツにスラックスポケットを付けました。

レスキューパンツにはスラックスポケットがついていない為、ちょっとしたものを入れる収納スペースが無いのです。
そこでBDUスタイルをミックスしたんです。



ここに注意して本数を持つと良い!!

オレンジは日焼けや色ヌケがあります。それも洗濯する度に色ヌケして行きますので、出番の多いパンツは多めにセットしておく事をお薦めします。

それと、今回の生地には限りがあります。
【総合企画室】では災害機動通信隊【企画室】の折越氏分を合わせてパンツを10本製作しました。
初回型紙代をならして@6,600と、昔作った品を若干上回る金額になります。

これは型紙をおこす際、同時発注し、コストを押さえる様にしたのですが、印刷同様、初回の型にはそこそこの費用がかかりますね。

それと、スソはブーツカットとなっています。
絞りを追加するとここもコストが高くなる為、あえてブーツカットにしてあります。

そういった費用的な面もクリアしながら準備された品です。

ただ先にも述べた様に、反物からとれる本数は限られます。特に大型サイズの方が居られますとなおのこと数量が減る事にもなります。

生地の在庫上、2014年12月初旬までの受付とさせていただきますが、各サイズ表を参照頂きましてお求めいただけるよう配慮させていただこうかと考えております。



【対象となる部署】
1、地方事務局とそのスタッフ(家族を含む)
2、災害機動通信隊以外での災害時支援活動体とそのスタッフ(家族を含む)



お求めの際は
上記対象部署の長は、希望する方の情報を【総合企画室】までお知らせ下さい。



追記:スソ加工について
絞りにしたい方は次の方法で行う事が可能です。ご参考になさって下さい。

準備するもの
組み紐、マジックテープ(のり付)、プラスチックボンド、収縮チューブ、ライター、はと目とパンチ、スソあげテープ、スチームアイロン

1 ズボンを裏返し、スソの仕上部を折り返してアイロンをあて、筋を入れておき再度広げます。

2 組み紐をスソ幅より10cm程度長く計り、カットします。
  両先端を収縮チューブでばらけない様に抑えます。
  カットした組み紐は同じ長さで必要分を作っておきます。

3 マジックテープを20×40mm程度で数分をカットし、オス側の背面にプラスチックボンドを塗り、スソの後側に固定させます。(一晩、乾燥させてください。)
  ボンドを使わない場合は縫い付けます。

4 スソの前部に「はと目」を2箇所(間隔は4cm程度離す)打ちます。

5 固定したマジックテープのオスの上に、組み紐を二つ折りした中心部を置き、マジックテープのメス側で組み紐を押えます。

6 組み紐の先端をはと目から出します。

7 マジックテープのメス側背面にボンドを塗り、スソを折り返します。
  この状態で一晩乾燥させてください。できれば洗濯バサミでマジックテープを押さえると良いでしょう。

8 後は組み紐をはみ出さない様にして、スソあげテープで仕上げるだけです!
  テープだけでは弱いと思えば、ミシンで仕上げるのも良いでしょう。

仕上がり



民間防災での活動者以外は上下セットには出来ませんが、パンツのみでしたら一般受付も可能です。ただし、加工説明はこの記事を参照頂きます。

ご希望者は
「民間防災レスキューオレンジパンツ」と明記下さい。

3本セット ¥17000-(一般)にて(生地が無くなり次第終了)
民防の活動体には専用価格にて!!!!!ご提供します。