昨日、実家に遊びに行ったらば。


父が激太って、人相が変わっていた。



びっくし。




去年、脳梗塞で体調がおかしくなって以来、

どんどん体がやせていき、

それと同時に原因不明の微熱も続き、

声はかすれて、まともにでず、

今年の5月は、もはや自分で布団から起き上がることができないくらい

弱っていた父が。


原因不明の微熱は、

歯槽膿漏の菌が、歯茎から全身に回り、

それで起こっていたものらしい。

で、その菌が甲状腺にも入り、

体に異常が出たそうで、

処方された甲状腺の薬が、合ったのか

微熱も治まり、声に張りが戻り、


「もう、治った」


…と。

顔がふた周り以上大きくなって二重あごを見せながら、宣言する父。


それはどうだろうお父さん。


それは、もしかして、

薬の副作用の、むくみなのでは?


と、疑う私。



弟は、

「いや、足も太ってきたから、ただのデブ」

と言うけれど。


まぁ、体調がいいならいいか。

病は気から。というし。


でも、脳梗塞のとき、

父の脳のレントゲンは、

中央に太い白い線が一本見えるだけで、

あとは真っ暗闇が広がっていた。

ほかの詳しい検査でも、その状況は変わらなかった。


病院に連れて行ったとき、

「ある程度覚悟をしてください」と言った医師が、


しばらくして、


「なんで、お父さん、歩いているんでしょうね。話もできるし。

 真っ黒なところは、血流がないってことですから、

 お父さん、右も左も、脳に血液が回ってないってことになるんですが。

 もう、検査のしようがない毛細の毛細血管が必死に血液を

 運んでいるとしか考えられないですね」


と、驚いていたっけなぁ。


病は気から。

この調子で、どんどん回復してほしい。