あ。
ブログ、大丈夫だったんですね~。
ゆるいな。アメブロ・笑。


年に何度かビッグウェーブがやってくる「読書月間」に突入した私。

週末は、
石田衣良の小説を読みました。


「美しいこども」


あの酒鬼薔薇少年の事件を題材にしたストーリー。


あのねぇ。
「池袋ウエストゲートパーク」をはじめ、
他の衣良作品読んだことないけど。(ないんかいっ!


流行りモンっていうのが、全般に恥ずかしい感じがするので
その流れで距離をとっていた石田衣良。

でも、とうとう手にとってしまった。


そして。


泣きそうになった。電車の中で。二度ほど。


文体はとても軽いのだけど。
中身がじゅわぁ~っと濃いって感じ。


人を殺す、子どもの気持ち。
人殺しをした子どもを持つ家族の動揺。
(ちなみに、13歳なので“犯行”ではなく“触法行為”というの)
殺された子の遺族のやるせなさ。
取り巻く環境。
コミュニティ。


やりきれないニュースがあると、
テレビのワイドショーをよく見てしまう私ですが。
新しい小さな情報をそこから得るのは、
非常に満足するのだけれど。
そんな気持ちとは裏腹に
見れば見るほどもやもやしてくる自分の気持ちの理由がわかったよ。


あぁ、スッキリ。


人殺しをした少年は、
ラストでも、暗い影が残ったまま。

でも、真っ暗じゃない。
わずかな救い、希望の光があってよかった。

希望の光はちょっとでもすごく安心する。

それだけ、抱えている問題が大きすぎるってことだろう。


……。
なんだか、本の内容も、この感想の意味も、
全然意味わかんない、伝えられてない気がするけど。

ほんとに日記って感じだけど。


ま、いいや。


今日は、気持ちを中に中にひきこもってみました・笑。


次ぎに読み始めたのは、

リリー・フランキーさんとナンシー関さんの対談集「小さなスナック」。


いやぁ。前にも書いたけど。
ナンシーさんが亡くなったのは、本当に惜しい。

くどいけど。