tいおさん作。

クリアまで5時間ほど。

レベルは12

 

とてつもない力を持った竪琴。

それを巡って大きく動く物語。

 

「どうやってこのシステム作っているんだろう??」と驚嘆すること請け合い。

 

戦闘にかかわるシステム面の作りこみがすさまじいことになっている。

まずは、これ、なんとATB(active turn battle)が採用されているのである。

ファイナルファンタジー4以降のあのシステムだ。

 

行動ごとに速度も設定されている徹底ぶり。

 

設定はRボタンの長押し。最初にここで速度設定を最大まで上げておくとよいだろう。

 

装備では「両手剣」「槍」と言った両手持ちの武器を装備すると盾を持つことができなくなったり、フルメイルだと、頭部の装備が出来なかったり。そのうえで装備ごとに耐久性なども細かく設定されていてこれはロマサガの装備システムか。

 

戦術面の考え方が一層深まるようになっている。

 

レベル以上に自分でカスタマイズが可能で戦闘ごとに手に入れるポイントで任意で能力を強化もできる。これはかなりありがたかった。

 

またシナリオを進めると手に入る別のポイント消費でスキルや能力の底上げも可能。

役に立ったのは「盗む」だった。エーテルを盗みまくった。

 

肝心の戦闘部分だけれど、攻撃を仕掛けるとカウンターをしてくるヤツや、物理/魔法の弱点の設定も細かい。複数で出てきたからと言って全体攻撃で仕留められないと手痛い反撃をくらうような玄人好みのシステムも。

 

ATBの関係でかなり速度を優先したおかげで、中盤以降はかなり戦闘はスムースになった。

ユーリアさんを魔法メインで使っていたのだが、後半では全体魔法も手に入ったのが大きい。

 

シナリオは少し暗い場面もあるのだけど、ユーリアさんの明るくて前向きな性格が物語を前に前にと進めさせてくれる。

この元気なヒロイン、正直好きだ。好感が持てる。

そんな彼女と竪琴の関係で、一度は沈みかける気持ちの表現が上手だった。

 

イベントが入る時に上下に黒いラインが入って映画のようになるのも細かい演出。


なんと、このゲーム5時間で体験版なのである。序盤なのである。

驚き。容量足りるのかな、と思うほど。

自身の運命に翻弄されながら、それでも前を向いて進むユーリアさんを応援したいと思う。

相棒のドレイクさんともどうなっていくのか楽しみだ。

 

ゲームの難易度としては僕がヘタレということもあって少し高めかもしれない。

うまくシステムを使いこなす人はもっと上手にやるだろう。

ロマサガやFF5だって装備や敵の行動を読み切り、ゲームシステムを使いこなすことが重要だもの。

僕は随分と作者様に助けて頂いた。

完成が楽しみなゲームです!!

tいおさん!応援しています!

ありがとうございました!!