鬼感謝さん作。
不思議な島に各々のっぴきならない目的を持った仲間とクレリアが冒険するお話。
クリアまで4時間ほど。
最高に面白かった。
夢中になれるPRGだった。
他に言葉はいらないんじゃ…
でも、これではレビューにならないよね。でも、ただただ楽しかったことを伝えたかった。
ともあれ、特徴を挙げると
・オートバトル
・装備と特技の装備で戦術が大きく変わる
・装備、特技は基本的に宝箱から手に入れる
・レベルはクリスタルの強敵に挑むこと
・回避が大事な雑魚戦。でも時にはこれも大事。
・どこかで見たことのあるパロディ要素
・なのに終盤の熱量のある展開と、怒涛のストーリ展開。
そして上記の組み合わさり方が素晴らしい絶妙なゲームバランス。
「プレイすると楽しい。」「プレイヤーが主体性をもつゲーム」
と言えばいいのかもしれない。
オートバトルが思った以上にストレスフリー。
そして、装備と特技の組み合わせで戦術を変える楽しさと、そのための宝漁りが止まらない。
雑魚戦でレベルは上がらない。ただし、宝箱を開けるためのポイントが回復したり、能力が回復したりと、結構重要な要素があって、雑魚戦がストレスだけにならない仕組みがしてあるんですね。どうしても難しい人はグレートなマジンガーになるといい。
クリスタルのボスは花山薫。
まだヤル、何度でもヤル。それがプレイヤーなんですねぇ…。
このボスたちがまたどこか見たことのある連中。
夏の日の1993年に
月に代わる仕置人。そうですか水星ですか。私は金星で、妻は木星が好きです。
NHKの有名キャラクターが一番印象が深い。
ボス戦の度に「次はどんなだ??」とワクワクしながら挑めました。
何度もリシェル様のデリシャスフィールドに助けられたなぁ・・・。
探索RPGを十分に味わった先にあるのはこの島の秘密。
引き込まれていく展開。
あ、そーゆー目的だったのか!
こいつがラスボスか。
ダンジョンを進むごとに展開する二人のやり取り。
・・・・って、そうなのか!?
そしてタイトルの由来も!!?
いや、これでエンディング・・・・
ではなかった。
ラストバトルに向けてあれこれとあって、その後のクレリアの性格がすごく好き。
まさしく「人間」ですよね。今までプレイヤー目線を意識されていたのかな?と思っていたんだけど、ここにきてその差が凄く活きてきている。
ラストバトル私の場合はドラグノス。
ここのやり取りの熱量と主人公クレリアの言葉が実に鬼感謝さんらしい。
ボス撃破後の主人公の言葉と
その後のナレーションが素敵で最高すぎた・・・。
あれだけふざけたボスたちなのに、どうしてこうも熱意があって感動するのだろう?
エンディング後にはリザルトまで。
いやいや、よい時間を過ごさせて頂きました。
盗まれたなんてとんでもない!!
本当に楽しかったです!!
純粋にRPGのゲーム性としても、後半のRPGとしてストーリの気持ちの良さもぜひとも皆さんに味わってほしい名作です。
ありがとうございました!!!