2001年公開
監督・脚本:岩井俊二
主演:市原隼人、忍成修吾、蒼井優、伊藤歩
田舎の中学校が舞台の岩井俊二監督のインターネット小説が原作の作品。
リリイ・シュシュという歌手のファンたちが集う掲示板でのやりとりが物語を紡いでいくところから始まります。
14歳の役を主演し、当時実際に14歳だった市原隼人。
現在ではすっかり熱い、うるさい、男前なキャラクターが板についた彼が、若い、というかあまりに幼く、白く細いことに驚きます。猫背だし。
岩井俊二監督の作品に特徴的なのかもしれませんが、物語的に暗い印象の中で、すごく優しいピアノの音、クラシック音楽が印象的。あとはリリイ・シュシュのインスピレーション・ポップ・ミュージック。
リリイ・シュシュの音楽が根底を作っている暗さや陰鬱さを表しているのであれば、その対象の優しさや明るさをピアノで表しているような印象を受けました。
そして、光の使い方。淡い光の濃淡や真っ青な空、緑一面の草原等、画として頭に残るシーンも多くあります。圧倒的に暗い、灰色の割合が多いのですが。
あえて小刻みにゆれる画やホームビデオでの撮影画像のため画素が荒いシーン等、撮り方の工夫が見られるようです。
日本初のHD24Pでの撮影作品であり、岩井俊二監督が遺作とするならこれと言うほどの代表作。
(基本Wikipedia情報です)
だけど、私はどうしても好きになれない映画でした。
なぜならテーマが「いじめ」であり、それもかなり陰慘なものだから。
主人公がいじめにあう前の「バラ色の時代」といじめが始まってから現在までの「灰色の時代」。
あまりに理不尽で、思いやりがなくて、被害者が多くて、希望を持つには「大人」までの期間がまだまだ長すぎて。
恐怖、怒り、やるせなさ、嫌悪で胸がいっぱいになり、観た後も大分引きずってしまいました・・・寝る前に観るのはオススメできません。。。
改めて、いじめをすること・されることの理由のなさ、当事者の地獄の思いや、それでもいじめが絶対になくならないだろうことを思うと、ただただ恐怖。。。
もうこれから自分がいじめにあう機会もほとんどないだろうし、あっても対処する力を持っていると思います。(あの頃よりは)
でも、もし今後自分の子供が産まれて、その子の歩む先にこの物語のような悲惨なことが待っていたら・・・私は親として何かできるのな。
画・物語の衝撃が何度も思い返されて、そんなことをグルグルと考えてしまいました。
監督が遺作にしたいとおっしゃる作品ですが、私には衝撃が強くて・・なかなか理解ができたとは言い難いです。
お口直しに「花とアリス」をもう一度観ようかなと・・・


Love ボディローション
、ネイルケア関連商品もかなり品ぞろえがあるようです
笑 でもそれが全然嫌なにおいじゃなくて、むしろ3回目くらいから好きになってきました



今回買ってみてかなり良いことがわかったので



