地獄の痛みの夜を超え朝に!!

少しづつ痛みは薄れますからねと言われていたので

朝になれば楽になれる!!!と楽天的に考えていた私に看護師さんは言った…

 

「最近の医学では、術後は動いた方が治りが早いので

なるべく移動なども自分でしてもらいますね。

早速ですが、病室まで歩いて下さい。」

 

歩く!?ミリ単位で動かしても痛い状況なのに?

そして歩かされました。

いえ、歩くなんて立派なもんじゃないです。

 

牛歩より遅いです。

カタツムリくらいです。

痛すぎて油汗が噴き出します。

 

その時の看護師さんがクールな人だったので

結局、何十分もかけて10mくらい先の病室まで歩かされましたが

後日ほかの人から「痛いから無理って訴えたら車イスで押してくれたよ。」

と聞いてショックでしたが…

 

その後も3日間くらい終わらない点滴・・・

トイレの前の病室でしたが(約3m)

痛みで寸前まで動きたくないけど

カタツムリペースなのでかなり早めに出発しないと

途中で漏らすかもしれない恐怖。

 

トイレに往復20分くらいかかります。

 

そして座るまでの動作も痛い!

そしてオシッコをすると、お腹の中身な無くなる感じがモロに分かり

お腹の皮がヘコむ動きがまたメチャメチャ痛い!!

立ち上がるのも痛い!!!

 

油汗出まくるから、喉が渇くし水分とらないと母乳も出ないし

そしたらまた恐怖のトイレ・・・

便なんて恐怖すぎてしたくないし

 

そもそもシャバシャバのお粥から始まるから出ないのです。

 

しかし看護師さんから「あまり出ないなら、座薬しないとね」と

プレッシャーをかけられたり。

 

トイレに行く時も、授乳室に行く時も点滴棒が

身体そして心の支えでした。

 

しかし、授乳室に点滴棒を持って入ったら

看護師さんに怒られました

「ここはみんなが使う場所だから、そんなものは廊下に置いておいて

部屋には持って入らないで下さい!!」

 

なぜ!?点滴棒を持って入るのはそんなに非常識なことですか?

倒れたりしたら赤ちゃんにぶつかって危ないから?

いやでも私それが無いと歩ける気がしないし

カタツムリより遅くなりますよ。

そんな奴が部屋にいる方が迷惑では!?と

多少うったえましたが、容赦なく没収されました…

 

そんな感じですから、顔も洗いに行きたく無いんです。

極力動きたくないんです。歯は嫌々磨きに行きましたが。

なので化粧水もろくに付けませんでした。汗で落ちるし。

 

なんだか、その時一気に老けましたよ。

後日こんな所にシワあったか??と思ったり。

でも過去に戻ってもあの痛みの中ケアできるかと言われたら

間違いなく無理です!!

 

そんな痛みを3日目間こらえたら少し楽になりましたが

シャワー浴と第一回目の抜糸がまた痛かったのです・・・