
ご多分に漏れずオタクな僕は、同じく会社のオタク同期と一緒に、とあるコンサートに行ってきました。あまり詳しいことを書くと、イメージだけ先行して、私のオタク・イメージが悪い方向に言ってしまいそうなのですが…。
まぁ、別に隠す必要もないのですが。
Berryz工房のさいたまスーパーアリーナ単独コンサートに行って来たのであります!
「Berryz工房 コンサート2007 ~この感動は二度とない瞬間である!~」
そう、僕は何を隠そう「ベリオタ(つまりBerryz工房のファン)」なのです(苦笑)。…と言っても、オタクの中では極めて一般層なので悪しからず。コンサートの内容はウダウダ書いても面白くないのですが、そういえば自分って、結構オタク心が小さい頃からあったなぁ…と思い出しました。
アイドルで言えば、中学生で広末にハマり、高校生では矢田亜希子にハマリ、大学生ではハセキョーにハマリ、そして今ではBerryz工房…。って全然それぞれに相関関係もひったくれもありませんね(苦笑)。まぁ、とにかく周囲の影響も含め、「これっ」と思うと、とことんまでハマってしまう癖があるんですね。
他にも小学生の時にWOWOWのライブで観て以来、シティーボーイズには今でもハマってますし、車で言えばMINIにハマっているし、Macにもミノルタにもハマってます。まぁ要は「何でもオタク」ってとことですかね。
しかし僕が抱える数々の「オタクシリーズ」でも、どうにもBerryz工房については、周囲の風当たりが強いんですよね。興味のある方でBerryz工房を知らない方はググって頂きたいのですが、要はモーニング娘。の妹分みたいなもので、グループの平均年齢が13歳とか14歳とか、まぁちょっとギリギリ(…というか世間一般ではもうアウト?)な女性グループな訳です。まぁ、僕がBerryz工房にハマったのは、その会社の同期が「いいから一度観てみろ」と言われ借りたライブのDVDがキッカケなんですが、ライブに足を運んだのは去年の夏と今回の2回。まだデビューして3年ばかしという彼女達ですが、なかなか人気があります。
ちょっと社会学をかじった身から、このBerryz工房について考察するならば、ファン層はほぼモーニング娘。のファンから流動してきた男性ファンが多数で、コンサートでのノリや雰囲気、ひいてはファンの服装や掛け声・身振り・歌舞伎で言うところの「間の手」も極めて「モーオタ(モーニング娘。のファン)」と共通しています。ただ、モーニング娘。の様に強烈なアーティストパワーがある訳ではないので、モーニング娘。のコンサートにも行ったことがある、その同期に言わせれば「Berryzは可愛いもんで、モー娘。なんてファンとか完全にいっちゃっているよ(笑)。うちらとは大違いさ」とのこと。そういうお前もついさっきまで隣の席でワイワイやってたじゃないかよ……というのは、まぁお互い言いっこなしで、まぁモーニング娘。から流れたファンと、また新たに開拓されたファンが程よい「オタク層」を構成し、緩やかな盛り上がりを見せているのがBerryz工房のオタクであり、それをとりまく情勢と言えるでしょう。
んでもって、そういう私もそのone of themな訳で、あんまり客観的なことばかり言ってられないのですが、しかし宮台真司(首都大学東京准教授)だって佐藤郁哉(一橋大学助教授)だって、研究対象にはどっぷりつかる「参与観察」のスタイルをとっているわけで、僕だって、それを信念にBerryz工房にハマっているだぞーーと建て前では言いつつ、でもやっぱりなんかハマっちゃうんだよなぁ…。
*ちなみに写真はコンサート会場で売っていたウチワです。