読書感想文・しおし20歳 | リゲッタつくってる兄さん達の日記。

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人生で大切なことは、すべて「書店」で買える。
千田琢哉 著

●この本を読んだきっかけ

いいさんからの奨め。

●内容

「この世に本がなかったら、僕はとっくに死んでいた。」
そう告げるほど本が大好きな筆者が漫画以外読んだことのない僕に
本の素晴らしさを絶賛してくる本。

●率直な感想

読み始めて10秒。
僕は筆者に嫌悪感を抱きました。
今の今まで漫画しか読んできていない僕が否定されたようで。

少しむっとしながらも読み進めていくと一遍。
この筆者の独特な感性、考えなど、僕とは異質な“何か”に惹かれていきました。

本を初めて読む僕は、不思議と次々とページを捲り
気づけば1日で全てを閲覧してしました。
そこには他の誰でもない、僕みたいな人間にあてたメッセージがありました。
大学生まで漫画しか読んだことのなかった同じ境遇の筆者だから僕にはその言葉が脳に響きました。

その中でも僕が感銘を受けた言葉をピックアップします。

●目からウロコ
第1章9節。本好きな子に育てる方法、という話があります。
その方法とは「本を楽しそうに読む姿を見せる」というものです。
これは、とても核心を得ていて、
尚且つ本に限ったことではないと思いました。
これまでの20年を振り返っても、心当たりが沢山あります。
絵を始めたきっかけ、バスケットを始めたきっかけ、モノづくりを始めたきっかけ。
すべては「楽しそう!」という気持ちから行動していました。
そしてたいていそうやって始めたことはめちゃくちゃ楽しかったなぁと思いました。


楽しむことは自分だけではなく周囲にもプラスに働く。


だからこそ僕は今目の前にあるものを全力で楽しんで全力で学びたいです。
他の人の気持ちを揺さぶれるくらいに。
そう思いました。




次に第7章。「成長力」

この章は全体的にのめり込んでしまうほど興味深いワードが転がっていました。
「すべての職業は難しいことをやさしく伝えることが仕事なのです。」
「30%の仮説思考で生きていく姿勢が大切です。」
「大人の勉強のライバルは子ども時代の自分」
「読書・仕事・講演がすべて善のスパイラルを生み出す。」

この言葉たちの真の意図は「視野の広さ」だと感じました。

一つのことに集中しすぎると、その一つのことでさえ成功しなかったりします。
常に視点を変え、いろいろな角度から物事を見れることが重要であり、
その視点の増やし方こそ「本」の中にある、と筆者は語っているように感じました。

今の正直な感想を言うと、漫画より本を好きになる。というのは
僕にはまだ難しいように思います。
でも本に興味が湧いたのも曲げられない事実です。
次はどんな本を読もうか。
書店に足を運ぶのが楽しみになってきました。


こうやってちょっとずつ変わっていくのかな。




●今後どのように生きるか。

違うジャンルの本にも手を出してみる。
向上心を持ちながら楽しみながら仕事をこなす。
そのためにまずは沢山のことを吸収する。
もちろんこれも楽しみながら。


●おススメしたい人

漫画しか読んだことのない人。
新社会人のみんな。

●読んだ冊数

1冊目


PS/節々に自分の文章に酔っているような節がありますがご愛嬌ください。
癖なんです。


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